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クロード
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やれやれ……何とか、ここまで来れたな。
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クロード
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あの城のどこかで、エーデルガルトが 俺たちのことを見下ろしてるんだろう。
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レオニー
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焦っているのか、余裕の笑みか……。
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クロード
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あいつも、次は本気で来るぞ。前回戦った 時よりも手強いと思ったほうがいい。
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クロード
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この一戦で必ず決着をつける。 準備が整い次第、攻め込むぞ。
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ドゥドゥー enters the scene
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クロード
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……ん? おいおいおい、ドゥドゥーじゃないか!
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ドゥドゥー
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この街に同盟軍が入ってきたと聞いて、 お前たちを捜していた。
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ドゥドゥー
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グロンダーズ会戦の後、すぐ。 エーデルガルトを討つために潜り込んだ。
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ドゥドゥー
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エーデルガルトを討つ機会を窺っていたが 機会に恵まれなかった。
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クロード
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それで? 俺たちと一緒に 戦いたいってんなら歓迎するが。
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ドゥドゥー
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お前たちとは目的が違う。 おれは殿下にエーデルガルトの首を捧げる。
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ドゥドゥー
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だが……おれがしくじったら、 その時はお前たちに託すしかない。
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ドゥドゥー
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潜伏中に知り得た情報をまとめてある。 城内のことも少しはわかるはずだ。
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クロード
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それはありがたいが……。 お前はどうするんだ? まさか独りで……
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レオニー leaves the scene
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ドゥドゥー
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これで用は済んだ。おれは行く。
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ドゥドゥー leaves the scene
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クロード
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あ、おい、待て!
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クロード
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……行っちまいやがった。 主従揃っておかしな奴らだよ……。
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ベレト, クロード enter the scene
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クロード
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さて……いよいよだな、きょうだい。 この戦いに勝って、帝国が滅んだら……。
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クロード
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どうなるかって? それは俺たちが決めることだろう。
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Gain support points with クロード
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クロード
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もちろん、考えてはいるよ。
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クロード
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亡国の民の暮らしは、滅ぼした勢力が 責任を持って守ってやらなきゃならない。
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クロード
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しかも戦乱で土地は荒れている。 復興させるのは簡単じゃないだろうぜ。
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クロード
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そのために、まず考えなきゃならないのは フォドラ全土の新しい統治体制だな。
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クロード
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いや、それは無理だろうな。 フォドラ西部は同盟とは縁遠い土地だ。
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クロード
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無理やり治めようとすれば反発を生む。 すぐに戦乱の世に逆戻りだよ。
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クロード
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……気が合うな、俺もそれを考えている。
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クロード
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例えば、同盟諸侯や生き残りの有力貴族が フォドラ全土を分割統治したとしても……
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クロード
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お互いの利権にこだわって、いずれまた 戦争を起こすのは目に見えている。
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クロード
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だから、彼らの上に立つ強い王が必要だ。 フォドラ統一国家の国王がな。
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クロード
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このフォドラを好きにできるっていうなら、 この俺が王様になってやってもいいかな。
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クロード
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新しい王か……。 俺には心当たりがあるけどな。
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クロード
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きょうだい、本気で言ってるのか……?
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クロード
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フォドラが落ち着いたその先には、 俺自身の望みもある。
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クロード
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いつかあんたと一緒に、見たい景色を見る。 そのために一番いいやり方を考えるさ。
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クロード
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まあ、どうするにせよ、 帝国との戦いが終わってからの話だ。
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クロード
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まずは勝たなきゃフォドラの夜明けは 迎えられない。さあ、準備にかかろう。