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アッシュ
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……あれ、おかしいな。
さっきまで確かに持ってたんだけど……。
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アッシュ
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ひっ……!
ままままさか、ゆ、ゆうれ……
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アッシュ
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女神様、どうか僕をお守りください!
………………。……あれ?
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マリアンヌ
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……もしかして、この鍵。
アッシュさんの物ですか……?
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アッシュ
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……マリアンヌ! び、びっくりした……。
拾ってくれたんですね、ありがとう。
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マリアンヌ
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あの……ごめんなさい。
怖がらせてしまって……。
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アッシュ
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いや、僕こそごめんなさい。
仲間を幽霊と間違えるなんて……。
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マリアンヌ
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……いえ、いいんです。
私なんて幽霊みたいなものですから……。
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アッシュ
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何言ってるんですか。
そんなこと言わないでくださいよ。
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アッシュ
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えっと、それと……す、すみません。
君が俯いちゃうと、髪が目にかかって……。
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アッシュ
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ひっ……!
あの、髪の間から覗かないでくれると……
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マリアンヌ
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……ごめんなさい。
私の目つきが良くないから……
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アッシュ
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いや、そんな顔したら余計に幽霊じみて……
……そうだ! 上を向いてみてください。
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アッシュ
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うん、顔に光が当たって、いい感じですね。
これなら、全然怖くないですよ。
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アッシュ
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俯いてないで、顔を上げていれば
どこからどう見ても、普通の女の子です。
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アッシュ
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あ、あはは!
いえ、何でもなくって、ですね……
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アッシュ
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とにかく、もう少し上を向いて、
元気にしてたほうがいいですよ、君は。
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アッシュ
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え? あ、待ってください、マリアンヌ!
……僕、何か悪いこと言っちゃったかな。