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ベルナデッタ
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ええ? あたしのために、そんな!
……実は、引き籠もってたんです。
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ベルナデッタ
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全部終わったって思ったら、
急に怖くなっちゃってですね……!
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ベルナデッタ
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家にも帰らなきゃいけないし、
親にも会わなきゃいけないと思うと……
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ベルナデッタ
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ぷえっ? ちょっと! 先生!?
どこ行くんです? 無理矢理はダメえええ!
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ベルナデッタ
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もももももしかして、二人きりになって
あたしにあんなことやこんなことを……!?
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ベルナデッタ
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う、受けて立ちましょう!
……って、違うんですか。そうですか。
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ベルナデッタ
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そうですよね、あたしなんか、
別に興味ないですよね、わかってます。
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ベルナデッタ
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わかってるからいいんです。
先生、あたし、また引き籠もりますから!
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ベルナデッタ
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この、これは、その、何のための、
指輪なんでしょうかあ!?
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ベルナデッタ
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男が女に指輪を贈るってことは、
そう、思っていいんですよね!?
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ベルナデッタ
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もちろん受け取ります!
ふぐっ……ぐすっ……ぶええええん!
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ベルナデッタ
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これで、ひくっ……安心して、ひくっ……
引き籠もれますね。
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ベルナデッタ
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家はあたしが守りますから……先生は
思う存分、外で活躍してきてください!
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ベルナデッタ
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……そう言われる気もしてました。
だったら、お願いがあります。
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ベルナデッタ
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ああっ、それだけは、それだけは!
許してもらえ……ませんよね。
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ベルナデッタ
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引き籠もりも、人見知りも、すぐ変に
なっちゃうのも、あたし……治りません。
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ベルナデッタ
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だから、外に出ろって言うなら……
先生、ずっと一緒にいてください。
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ベルナデッタ
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何をするにも、どこに行くにも、
先生と……あなたと二人で、いたいんです。
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ベルナデッタ
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あなたと一緒だったら、
何でも、できそうな気がしますから……
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ベルナデッタ
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ってえ……今、わかったって言いました!?
やりました! 先生、好き! 大好きです!