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リシテア enters the scene
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リシテア
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はむはむ……。
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リシテア
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……美味しい。人生はこの時のために あると言っても、過言ではないわね。
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フェリクス enters the scene
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フェリクス
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……お前の感覚はさっぱりわからんな。
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リシテア
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また、あんた!? ……ひょっとして わたしの後をつけてます?
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フェリクス
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好きでお前と鉢合わせたわけじゃない。 ……また菓子を押しつけられるのか。
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リシテア
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……ってことは、渡したお菓子は 食べたのですね。そうでしょうとも!
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リシテア
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それで、お菓子の味はどうでしたか、 甘いもの嫌いのフェリクス?
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フェリクス
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知らん。俺は口にしていない。 その辺の子供にやった。
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リシテア
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……は、はあ!? 何、言ってるんですか、あんた!?
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フェリクス
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言ったはずだ。 甘いものは好かんと。
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リシテア
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甘いものが嫌い? そんなわけないでしょ! こんなに美味しいじゃありませんか!?
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フェリクス
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どう感じるかは人それぞれだ。
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リシテア
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……信じられない話ですが、百歩譲って あんたの甘いもの嫌いは認めましょう。
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リシテア
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しかし、お菓子を全否定するような 発言は看過できません!
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フェリクス
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何を興奮しているのかは知らんが、 なぜそこまで俺の嗜好にこだわる。
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リシテア
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わたしが我慢できないお菓子の誘惑に、 平然としていられるあんたが許せないの!
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フェリクス
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我慢……? 何の話だ。
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リシテア
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これを食べてご覧なさい。 騙されたと思って、さあ、さあ!
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フェリクス
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チッ……要らん、そんなもの。
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リシテア
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わたしが作った、甘さ控え目のお菓子です。 これならきっと、あんたも食べられます。
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フェリクス
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……菓子など、一生食べられずとも困らん。
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リシテア
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あんたが困らなくても、 わたしが困るんです。
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リシテア
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今度は子供に渡さず、自分で全部、 食べること。いいですね!?
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リシテア leaves the scene
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フェリクス
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……理解できんな。