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マリアンヌ
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リ、リシテアさん……。この騒ぎは……?
何かあったんでしょうか……。
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リシテア
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訓練中に魔法が暴走しちゃったんです!
あんたも来て! 人手が足りないの!!
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マリアンヌ
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え、ええええ……!
で、でも私……。何をすればいいか……。
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リシテア
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何かしないと大変なことになります!
さあ、早く!
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マリアンヌ
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だけど、だけど私……!
きっと、行っても何もできない……。
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リシテア
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……あああああ、もう!!
まず行かなきゃ始まらないでしょう?
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リシテア
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行く前から、何もできないとか、
ほんっと何なんですか、あんた!
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リシテア
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もういいです、わたし一人で行きます!
あんたはここで、ボーっとしてなさい!
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マリアンヌ
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ご、ごめんなさい。
役立たずで、ごめんなさい……っ!
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リシテア
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あの……マリアンヌ……。
今、いいですか?
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リシテア
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その、さっきはごめんなさい。
緊急時だったからわたしも余裕がなくて。
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リシテア
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きつい言い方をしてしまって……。
傷つきましたよね……?
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マリアンヌ
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……いえ、いいんです。
悪いのは私ですから……。
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マリアンヌ
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むしろ、リシテアさんの足を止めてしまって
本当に申し訳ありませんでした……。
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マリアンヌ
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私なんかに会わなければ、リシテアさんも
真っ直ぐ訓練場に行けたのに……。
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マリアンヌ
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全部、私が悪いんです……。もしかしたら、
魔法が暴走したのも、私のせいかも……?
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リシテア
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ええっと……あまりに卑屈すぎて、
かける言葉も見つからないんですけど。