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ペトラ
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アッシュ。
わたし、この路地、来る、未経験です。
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アッシュ
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心配いらないよ。……ほら、この宿場だ。
少し汚い店だけど、料理は絶品なんだよ。
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店主
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ほら、お待ちどうさま。
ゆっくり召し上がれ。
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ペトラ
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……美味です。
アッシュ、この料理、名前、何、ですか?
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アッシュ
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うーん、たぶん名前なんてないよ。
その日あるもので、適当に作るんだって。
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アッシュ
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同じ料理を食べることはできないけど、
毎回違う味だからこそ、楽しみなんだ。
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ペトラ
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千変万化の料理……貴族、行く、店、
ありません。平民の流儀、です。
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ペトラ
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アッシュ、感謝、します。わたし、
平民の流儀、多く、知りました。
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アッシュ
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そんなかしこまらないでよ。
こっちこそ、付き合ってくれてありがとう。
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アッシュ
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こんなところまで一緒に来てくれる人って、
あんまり多くないからね。
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ペトラ
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……ですが、わたし、一方的です。
交換条件、本当に、不要、ですか?
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ペトラ
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呪殺、不要なら、他の情報、
対価として、伝え……
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アッシュ
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えっと……ねえ、ペトラ。
そういうの、もうやめない?
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アッシュ
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交換条件とか、対価とか……
そういう損得なんて考えなくていいよ。
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アッシュ
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だって、僕たちは友達なんだからさ。
交換条件なんて必要ないでしょ?
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ペトラ
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……わたし、あなた、友達……
友人、ですか?
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アッシュ
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うん、もちろん! だから、好きなことを
聞いて、好きなことを話そうよ。
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ペトラ
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……はい、承知です。
わたし、好きなこと、話します。
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ペトラ
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あなた、友人、です。
知ってほしい、多く、ありますから。