書庫
諸遊紀行1
主にフォドラの外の世界について書かれた記録。
著者は不明だが、実際に各地を旅した者が
書いているようだ。
パルミラ
フォドラの東にある大国。険峻な山岳地帯
“フォドラの喉元”を領界として、レスター
諸侯同盟領と接する。騎馬民族の血を引く
者たちであり、戦いを好む。広大な国土は
肥沃な大草原、砂漠、大連峰など地形に富む。
アルビネ
フォドラの北西にある大地。寒冷な気候で、
貴重な動植物が数多く生息しているものの、
厳寒と穀物の育ちにくい凍土のため、暮らす
人々の数は少ない。
モルフィス
フォドラの南東にある魔道の都の名であり、
その都市を中央に置く広大な砂漠の名でも
ある。“幻の都”とも称された時代も
あったが、細々と繋がる行商の道を通して、
偉大にして摩訶不思議な魔道の噂が伝わる。
ダグザ
フォドラの南西にある大地。遙か遠方であり、
その地は焦熱の密林であるとか、冷涼な
大高原であるとか、噂を挙げれば枚挙に
暇がない。そしてそれらは半ば事実であり、
南北に長い大地に様々な地形を有している。