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アネット
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えっ、新しい先生って、まさか……あわわ、
あたし、友達みたいに話しかけちゃって……
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アネット
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同い年くらいに見えたから、つい……!
すみません、気をつけますっ!!
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シルヴァン
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先生が言うんだし、いいんじゃないですか?
つーか、それを言ったらですよ、殿下……
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シルヴァン
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そもそも、俺たちがあんたにこんな口を
利いてるのだって、不敬もいいとこでしょ。
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ディミトリ
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いや、ここは王国ではないんだし、
それとこれとはまた別の話で……
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ディミトリ
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……だがまあ、先生がそれでいいなら
ありがたくその厚意に甘えるとしようか。
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イングリット
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あの、ですが私には……
染みついた癖というのは、どうにも……。
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メルセデス
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難しいなら、無理することないわよ~。
ね、先生もそれでいいでしょう?
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シルヴァン
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先生は器がでかいなあ、素敵だ!
あっ、結婚を前提に、俺とお茶でも……
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フェリクス
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……そういえば、先ほどお前に言ったな。
剣を交える日を楽しみにしている、と。
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フェリクス
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後で訓練場に来い。
まずはお前の腕を見せてもらいたい。
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ディミトリ
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抜け駆けとは感心しないな、フェリクス。
その試合、是非俺も交ぜてくれ。
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アッシュ
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あ、あのっ! 後学のため、
僕も見学させていただきたいんですが!
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ディミトリ
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アッシュ。見るだけと言わず、
お前も加わればいいだろう。
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メルセデス
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ふふっ、怪我した時は私に言ってね~。
ちょっとした傷なら、すぐに看てあげるわ。
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ディミトリ
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お前は心配性だな、ドゥドゥー。
大丈夫、自重はするさ。
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シルヴァン
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なあ……親睦を深めるのに剣を交えるって、
何か根本的に間違ってると思うんだけど?
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イングリット
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あら、そうかしら。そういうことなら、
あなただけ教室で留守番してる?
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シルヴァン
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イングリット……お前さあ、
ほんっと俺に対して手厳しいよなあ……。
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ディミトリ
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……先生。
青獅子の学級は、
見てのとおりの騒がしい学級だ。
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ディミトリ
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いろいろと苦労をかけるかもしれないが、
これから1年、よろしく頼む。