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ベレト, ディミトリ enter the scene
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ディミトリ
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先生……無事で良かった。大きな怪我も ないようで……本当に、何よりだ。
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ディミトリ
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……それに、ジェラルト殿の仇も死んだ。 釈然としない形ではあったがな。
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ディミトリ
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それで、先生……その姿は? 俺たちの知らぬところで、何があった?
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女神が力を貸してくれた
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ディミトリ
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……女神が現れて、力をくれた? それは……まるで、神話の再現だな。
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ディミトリ
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だが、空を斬り裂く先生の姿を目の当たりに して、信じないというわけにもいかない。
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神話の再現?
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ディミトリ
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ああ。女神の啓示を受け、力を授かった、 聖者セイロスの神話だ。
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ディミトリ
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かつて女神は、セイロスを遣わして、 力に溺れた邪悪なる王を討たせた。
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ディミトリ
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きっと、邪悪を討たんとするお前の姿に 女神はセイロスと同じものを見たのだろう。
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ディミトリ
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先生が女神に力を与えられたセイロスなら、 俺に似合いなのは……
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ディミトリ
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ああ、いや、何でもないんだ。 おかしなことを……
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ディミトリ
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おい先生、どうした!? ……え? まさか……寝ている、のか?
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ディミトリ
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いったいどういう……。 とにかく、早く誰かに診せなければ。
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ディミトリ
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……俺が担いで走ったほうが早そうだな。
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ディミトリ
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……すまん。担がせてもらうぞ、先生。