link
レア
volume_up
ああ……ベレト……!
あなたが私を迎えに来てくれるなんて……!
link
レア
volume_up
夢では……ないのですね……?
会いたかった……ずっと、あなたに……!
link
レア
volume_up
セテス、フレン……、あなた方も、
力を貸してくれたのですね。
link
レア
volume_up
ベレトを支え、
私を救い出してくれたこと、感謝します。
link
セテス
volume_up
レア……本当に、本当に無事で良かった。
これ以上、同胞が失われるのは耐えられん。
link
レア
volume_up
ええ……こうしてアンヴァルで再会できて、
昔が思い起こされますね……。
link
セテス
volume_up
ああ、懐かしいな。久しぶりに、ゆっくりと
思い出話でもしたいところなのだが……。
link
セテス
volume_up
実はな、レア。我々は……帝国の者から
ではあるが、途轍もない情報を得ている。
link
セテス
volume_up
我々に敵対する「闇に蠢く者」の存在を
ついに掴んだのだ。
link
セテス
volume_up
女神の……神祖のことも、我々のことも、
もはや隠すべき時は過ぎた。
link
セテス
volume_up
すべてを伝えるべきではないかと、
私は思う。
link
フレン
volume_up
女神の眷属と地上の人間を恨み、
恐ろしいことを企んでいると……。
link
セテス
volume_up
君の口から、この者にすべてを語ってくれ。
君しか知らないこともあるはずだ。
link
レア
volume_up
わかりました……。ベレト、
私の知る限りのことをお話しましょう。
link
レア
volume_up
……古の時代より、闇に蠢きフォドラの
安寧を脅かす者たちがいたことは確かです。
link
レア
volume_up
昔、ネメシスという男がいたことは
知っていますね……?
link
セテス
volume_up
“解放王”ネメシス……女神より天帝の剣を
授かった英雄、とされた男だ。しかし……
link
レア
volume_up
ネメシスは元々は盗賊の首領……。
聖墓を発き、神祖の亡骸を奪いました。
link
レア
volume_up
しばらくのち、ネメシスがザナドに現れた時
その手には、すでに天帝の剣がありました。
link
セテス
volume_up
ザナド……赤き谷のことだ。
5年前に行っただろう。
link
レア
volume_up
邪神と戦うために女神様から授かった……
という神話は、後から作られた話です。
link
レア
volume_up
ネメシスがどうやって剣を手に入れ、
なぜザナドに現れたのかはわかりません。
link
レア
volume_up
ですが彼は、その剣でザナドの民を……
神祖の眷属たちを虐殺しました。
link
レア
volume_up
そして、彼らの亡骸によって更なる力を得、
フォドラを戦乱に陥れたのです……。
link
レア
volume_up
ですが、盗賊風情のネメシスに、
そんな大それたことはできないはず……。
link
セテス
volume_up
ネメシスに協力者がいたものと考えられ、
当時も大掛かりな調査が行われたが……
link
セテス
volume_up
結果は芳しくなかった。その協力者こそが、
闇に蠢く者たちだったのだろう。
link
セテス
volume_up
そして今度は、帝国軍を使って、
フォドラを再び戦乱に陥れた……。
link
フレン
volume_up
エーデルガルトさんは、己の目的のために、
一時的とはいえ彼らと手を結んだのですね。
link
フレン
volume_up
先生……シャンバラに行き、
闇に蠢く者たちを止めましょう!
link
レア
volume_up
血塗られた歴史を……赤き谷の惨劇を、
繰り返させてはなりません……。