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クロード
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おっと、そんな警戒すんなって。
勝者の余裕はどこ行った?
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クロード
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俺が逃げ出そうが、先生に挨拶に来ようが、
何も気にする必要なんてないはずだぜ。
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クロード
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デアドラは陥落して、同盟は瓦解した。
あんたらの勝利は、もう覆りようがない。
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エーデルガルト
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兵たちの目をかいくぐってここに現れる
貴方を、警戒しないほうが無理よ。
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クロード
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ああ、お別れを言いにな。
俺はフォドラを出るよ。
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クロード
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力を……あっはっはっは!
流石は先生だな、嫌いじゃないよ。だが……
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クロード
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俺がいないほうがフォドラは
平和になるんだ。そうだろ、陛下?
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エーデルガルト
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そのとおりよ。貴方が同盟にいる限り、
反帝国派は貴方を担ぎ上げようとするわ。
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クロード
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つうわけで、俺は退散させてもらうぜ。
あんたらへの恩は、別の形で返そう。
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クロード
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同盟諸侯については、お手柔らかに頼むよ。
もうあんたに逆らう奴はいないさ。
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クロード
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俺の元同級生たちにも、頼んである。
俺が負けたら、あんたに協力しろってな。
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エーデルガルト
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貴方……まさか、これまでの同盟の動きは、
負けた時のことまで考えて……?
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クロード
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そいつは買いかぶりってもんだ。
結果としてそう見えるだけだろ。
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クロード
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ただ、デアドラを除く同盟領はほとんど
無傷で残り、あんたの覇業の力となる。
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クロード
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本当は俺が覇王にでもなってやろうかと
思ってたんだが……負けちまったしな。
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クロード
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せいぜい頑張ってくれ、エーデルガルト。
じゃ、俺はこれで。
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エーデルガルト
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デアドラは陥落して、同盟は瓦解した。
盟主も、この世を去ったわ。
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エーデルガルト
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そうね。けれどクロードが同盟にいる限り、
反帝国派は彼を担ぎ上げようとする。
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エーデルガルト
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……クロードが同盟にいる限り、
反帝国派は彼を担ぎ上げようとする。
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エーデルガルト
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犠牲を最小限に留めるためにも、
彼だけは討たねばならなかったわ。
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エーデルガルト
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彼がいなくなった後の同盟がどうなるか……
それがわからない彼ではないはずよ。
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エーデルガルト
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リーガン家を除くほとんどの諸侯の領地は
無傷で残り、帝国の支配下に組み込まれる。
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エーデルガルト
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民の暮らしが荒れることもないし、
無駄な血が流されることもない。
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エーデルガルト
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結果はすべて逆になったでしょう。
無傷の同盟軍が帝国へと雪崩れ込む。
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エーデルガルト
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クロードは、どちらに転んでも、なるべく
平和に近い道を選んだのかもしれないわ。
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ヒューベルト
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同盟の事後処理については、予定どおり
ベルグリーズ伯にお任せします。
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カスパル
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あれ? 親父も来てんのか?
西へ東へ大忙しだな。
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ヒューベルト
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我らはこのまま大修道院へと戻り、
次なる……王国との戦いに備えましょう。
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エーデルガルト
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まだ油断はならないけれど……
当面は対王国の戦線を強化していくわ。
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エーデルガルト
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教団の戦力が加わった王国軍は、
かなりの難敵であることは間違いない。
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カスパル
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よっしゃああああ! オレ、凱旋!
いっくぜえ!
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ドロテア
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戦いが終わりに近づくのは、嬉しいわねえ。
ただ、激しくもなりそうなのよねえ……。
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ペトラ
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王国軍、セイロス教団、不足なしです。
当たって、砕きます、粉々。
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リンハルト
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砕けます、じゃないのか。
合ってるはずなのに微妙に釈然としない……
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リンハルト
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ま、先生がいる限り、負けはないですよ。
どんな相手でもね、たぶん。
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ベルナデッタ
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いやー! 相手はレア様ですよ!
絶対怖いですって! 怒ってますって!
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ベルナデッタ
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でも、あの“白きもの”の姿になるのって、
ずっとは難しいんでしょうかね?
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ドロテア
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そうねえ、ずっとあの姿でいられるなら、
いくらでも修道院に飛んでこられそうよね。
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フェルディナント
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恐らくは、非常時に備えて取っておく
必要のある力なのさ。希望的な観測だが。
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ヒューベルト
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くく……我らの歩みを止めることなど、
誰にもできませんよ。