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シルヴァン
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やあ、ベルナデッタ。
その顔は、何か良いことでもあったのかい?
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シルヴァン
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お、おう?
言いたくないなら言わないでいいが……
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シルヴァン
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そういや君さ、書庫に忘れ物してたろ?
書いてる途中の物語。自作だろ、あれ?
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シルヴァン
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誰のか気になって読んじまったけどさ、
凄え面白かったよ。君、文才あるんだな。
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シルヴァン
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あ、悪い悪い。
勝手に読んじまって、怒ってるよなあ。
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シルヴァン
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でも俺、あれは世に出して恥ずかしくないと
思うぜ。笑いあり涙ありの冒険譚。
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シルヴァン
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続きが気になっちまってさ。特に主役の、
何をしでかすかわからん魅力がたまらない。
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シルヴァン
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お……おい、口開きっ放しだぞ。
戻ってこーい、ベルナデッ……
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ベルナデッタ
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はっ! い、今、何か聞こえたような……。
確か……物語を読んだ、とかなんとか……。
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ベルナデッタ
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あっひゃあああああ、シルヴァンさん!
読んだって、あたしの本をですかあああ!
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ベルナデッタ
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とんだ、とんだ面汚しをおおお!
わ、忘れてくださいいいいい!
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シルヴァン
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それを言うなら面汚しじゃなくて、
お目汚し……あー、行っちまったな。
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ベルナデッタ
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うわああ、あれを読まれるなんてええ!
一生の不覚だよおおおおお!
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ベルナデッタ
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本は燃やせても……記憶は燃やせない……
シルヴァンさんの頭を燃やすしか……?
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ベルナデッタ
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いや、うん、流石にそれはちょっと……
変な想像しちゃダメよ! ベル!