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リンハルト
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先生、待ってましたよ。
……って、変な顔してどうしたんです?
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リンハルト
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やだなあ、
どれだけ一緒にいたと思ってるんですか。
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リンハルト
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流石、ずっと一緒にいただけあって、
僕のことは何でもお見通しですね。
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リンハルト
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実は……今日は貴方に、一生に一度の
お願いをしようかと思いまして。
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リンハルト
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戦争が終わったからって、先生が暇になる
わけじゃないことはわかってます。
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リンハルト
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貴方のこと、もっと知りたいんです。
研究して、解明したいんですよ。
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リンハルト
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先生を超えるような人には、
決して出会えないと思います。
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リンハルト
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だから、僕は貴方を自分のものにしたい。
貴方の一番で、ありたい。
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リンハルト
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良かった……。
拒否されたらどうしようかと思ってました。
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リンハルト
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まあ僕は先生のこと、かなり理解する
ところまで来てるはずなので……
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リンハルト
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いや、まだこれからですよ。
貴方を理解し尽くすのは。
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リンハルト
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それはどうかなって……
指輪を受け取った時点で正しかったでしょ。
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リンハルト
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まあ、これからなんですけどね、
貴方を理解し尽くすのは。
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リンハルト
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とりあえず僕が飽きないうちに
先生の紋章とか力とかを丸裸にしつつ……
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リンハルト
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先生がフォドラの統治に活躍できるような
手段を次々と考えましょう。
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リンハルト
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僕は紋章学者としての、先生はフォドラの
指導者としての道を……
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リンハルト
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そして少し落ち着いてきたら、
ささっと隠居しちゃいましょう。
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リンハルト
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二人で空気の良い場所に住んで、
後はひたすら……昼寝ですね。
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リンハルト
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だって先生、そうでもしなきゃ
一生働かされ続けますよ。
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リンハルト
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どれだけ評価されてると思ってるんです。
貴方は、フォドラの英雄なんですから。
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リンハルト
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昼寝は、隠居に付いてくる
おまけみたいなもんです。必要経費です。