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ベレト, リシテア enter the scene
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リシテア
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……先生、訓練のお相手、 どうもありがとうございました。
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またやろう
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リシテア
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はい、是非。 先生の指導はいつも適切で助かります。
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リシテア
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みんなの評判も良いんですよ。先生は弱みを 補いながら強みを伸ばしてくれるって。
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リシテア
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わたし、先生はみんなに無関心なのかと 思ってましたけど、そうじゃないんですね。
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リシテア
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一人一人をちゃんと見てなければ、 適切な指導はできないはずですから。
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リシテア
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これからも、ご指導よろしくお願いします。 わたし、もっともっと強くなりたいので。
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努力家で偉い
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リシテア
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努力家? そう……でしょうか。
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才能に甘えず努力している
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リシテア
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……! あの、ありがとうございます。
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リシテア
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そんなことを言ってくれるのは、 先生くらいです。
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リシテア
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……多くの仲間は、わたしには 魔道の才能があると言ってくれます。
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リシテア
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紋章の力を才能と呼ぶのなら、 確かに、そうなんでしょう。
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リシテア
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望んで手に入れたものではないにせよ、 わたしには、紋章が2つもあるんですから。
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リシテア
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だけど……わたしは、努力だって 人一倍、重ねてきたつもりなんです。
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リシテア
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だから、才能だけを評価されるのは 少し悔しかったんですよね……。
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リシテア
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先生がわたしのことを、ちゃんと 見ていてくれたなら、すごく嬉しいです。
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なぜ、そんなに努力を?
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リシテア
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それは……
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リシテア
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……コーデリア家の一人娘ですから。 親のため、家のため、です。
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リシテア
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少しでも早く一人前になって、 父や母の役に立ちたいんです。
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リシテア
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それに、時間を無駄にはできないんです。 わたしには、残された時間が少ないから……
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リシテア
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……じゃあ、わたしはこれで失礼します。 今日は、ありがとうございました。
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リシテア leaves the scene