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ペトラ enters the scene
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クロード
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よう、ペトラ!
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ペトラ
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……クロード? どこ、いますか?
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クロード
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ふっふっふ……今、降りる。
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クロード enters the scene
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ペトラ
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クロード? あなた、こちらの木、 登る、できない、でした、でしょう?
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クロード
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ああ、血のにじむような努力の末に、 俺も木登り術を会得したんだよ。
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ペトラ
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わたし、とても、感心します。幹、太く、 枝、少ない、木、登る人……貴重です。
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クロード
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まあ、ちょっとズルしたけどな。 上の太い枝に、弓で縄を引っかけたんだ。
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クロード
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登ってから縄を引き上げちまえば、 下の奴には気づかれないだろ?
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ペトラ
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なるほど、理解しました。道具、使い、 時間、要する、狩猟、向きませんが……
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ペトラ
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木、傷つけない、利点も、持ちます。 良い、登り方です。
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クロード
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ん? 確かに、木に傷はつかないが、 そこは重要なのか?
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ペトラ
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精霊、木、宿ります。 木、みだりに、傷つける、精霊、怒ります。
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クロード
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へえ……ブリギットの連中は、 自然に寄り添って生きてるんだな。
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ペトラ
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わたしたち、果実、木より、貰います。 木、失う、洪水、引き起こします。
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クロード
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フォドラじゃ、何でも主の恵みってことに なっちまって、自然への感謝を忘れがちだ。
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クロード
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実際には、俺たちは自然に生かされてる。
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クロード
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主に祈るのもいいが、 自然に感謝するのもいいよなあ?
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ペトラ
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はい、わたし、馴染みます。 女神、わかりません、ですから。
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クロード
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だよな。 俺にもまだ、よくわからないよ。