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クロード
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ここ、覚えてます?
短剣が俺の鼻先をかすめて……
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クロード
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あん時ゃ、度肝を抜かれたもんです。
殺されるかと思いましたよ。
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クロード
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あの一件以来、あなたが気になっちまって。
この思い出の場所にもよく来るんですよ。
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クロード
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はは、お見通しでしたか。でも、あなたが
気になってるというのは本当ですよ。
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クロード
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……戦争が終わったら、どうするんです?
次の居場所は、もう考えてるんですか。
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シャミア
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待つ相手もいない。
急いで帰る必要もないさ。
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シャミア
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それに、放浪には慣れている。
どこでも生きていけるだろ。
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シャミア
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……いっそ、パルミラに行くのも
面白いかもな。
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シャミア
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故郷とは逆方向にある土地だ。
見て損はないだろ。
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クロード
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シャミアさんがパルミラに行くってんなら、
俺はダグザにでも行ってみますかね。
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クロード
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シャミアさんが生まれ育った国だから。
見といて損はないでしょう?
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クロード
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……で、お互いに存分に見終わったら、
またフォドラのどこかで会いませんか?
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クロード
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次なる居場所を、また報告し合いましょう。
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クロード
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もしかしたら、また俺たちの居場所が
重なることだってあるかもしれない。
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クロード
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……その時は、刹那的な偶然じゃなく、
恒久的な必然として重なりたいもんですが。
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シャミア
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フ、何だそれは。……ま、先のことは、
その時の互いの気分次第だな。
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クロード
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先のことなんて、わからないほうが面白い。
楽しみにしておきますよ、シャミアさん。