link
ハピ
volume_up
……いつもの地下じゃん。
何か用なわけ?
link
ハピ
volume_up
じゃあ寝るね。
そろそろ日没だしさ。おやすみ?
link
ハピ
volume_up
……韻? 踏んだ?
オシャレ?
link
ハピ
volume_up
……で、この、飲み物?
ナニこれ。
link
コンスタンツェ
volume_up
貴方には、その、日頃からお世話に
なっておりますから。そのお礼ですわ。
link
コンスタンツェ
volume_up
焼き菓子や干し肉をくださったり、
木の実を齧らせていただいたり……
link
ハピ
volume_up
ふふっ、この前、スグリを房で食べたのとか
サイコーだったね。口の周り真っ赤でさ。
link
コンスタンツェ
volume_up
そ、その話は忘れてくださる!?
私の大事な扇が汚れて大変でしたのよ!
link
ハピ
volume_up
まあ、そーいうこともあるって。
で、結局これって何? 泥水みたいじゃん。
link
コンスタンツェ
volume_up
おーっほっほ! こちらは、貴族の間でのみ
流通する新しい飲み物……テフですわ!
link
コンスタンツェ
volume_up
ダグザから伝わる珍しい豆を、
煎って挽いて煮出したものですのよ。
link
ハピ
volume_up
逝って……轢いて……荷出し?
荷車でも使ってゴリゴリ殺したの?
link
コンスタンツェ
volume_up
……って、もう! 冷めてしまうでは
ありませんか。早く飲んでくださいます!?
link
ハピ
volume_up
はいはい。
……ずずー。
link
ハピ
volume_up
えっ……ナニコレ。
めっちゃ美味い。
link
ハピ
volume_up
予想外じゃん。
美味すぎなんだけど!
link
ハピ
volume_up
ずずー……あ、なくなっちゃった。
おかわりある?
link
コンスタンツェ
volume_up
テフ豆は希少かつ高価なのですわ。
私がほいほいと手に入れられるはずが……!
link
コンスタンツェ
volume_up
ああ、ヌーヴェル家の再興さえ成れば、
私もいくらでも貴方にテフを……!
link
ハピ
volume_up
なーんだ。
そんならムリすることないのに。
link
コンスタンツェ
volume_up
無理など少しもしておりませんわ! ただ、
わずかばかり懐が涼しいというだけで……!
link
ハピ
volume_up
じゃ、その辺の茂みに入って
木の実でも集めようよ、コニー。
link
ハピ
volume_up
それご馳走してくれれば、ハピは満足だよ。
楽しいじゃん。