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ドゥドゥー
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その後は、鍋のアクを取る。
火加減には気をつけろ。
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ドゥドゥー
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師匠……は、勘弁してくれ。
……何か、不満なのか。
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フレン
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い、いえ、そうではありませんわ。
少しぼんやりしてしまっただけで……
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フレン
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ま、まずはお野菜を切ってきますわね。
しばしお待ちを、師……ドゥドゥーさん。
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フレン
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はあ……退屈ですわ。毎日毎日、野菜を
切ったり、鍋の番をしたりするだけなんて。
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フレン
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もっとこう、お料理している感じが
欲しいですわね。
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フレン
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道具の扱いにも慣れてきましたし、
そろそろ本格的に教えていただいても……。
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フレン
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あっ、ドゥドゥーさん。
折り入ってご相談がございますの。
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フレン
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気づいていまして? わたくし、包丁や
お鍋の扱いにもだいぶ慣れてきましたのよ。
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フレン
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だから、もうそろそろ本格的にお料理を
教えていただきたいなと思っていましたの。
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ドゥドゥー
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不満があるのならば、
まず道具を完璧に使いこなしてから言え。
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フレン
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んま! わたくし、お料理道具ならもう、
ちゃーんと使いこなしてますのに!
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フレン
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……こうなったら、隠れてこっそり
お料理するしかありませんわ。
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フレン
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ふふっ、頑固なドゥドゥー師匠に、
絶対、美味しいと言わせてみせますわよっ!