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ドロテア
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エーデルちゃん、見て見て。
これ、貰いものなんだけど……
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ドロテア
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あら、誰から貰ったんだったかしら……。
まあいいわ。これがね……
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ドロテア
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ええ、そうね……。
確かに申し訳なかったわ。
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エーデルガルト
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悩みがあるようにも見えないけれど、
もし何か問題を抱えているなら……
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ドロテア
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大丈夫よ、心配しないで。
問題も悩みも、特に何もないの。
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ドロテア
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ただ、最近どうにも身が入らなくてねえ。
仲間はともかく、他の男に惹かれなくて。
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ドロテア
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ただ、最近どうにも身が入らなくてねえ。
男の人といても心がときめかないというか。
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ドロテア
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いいえ、違うわよ。
ううん、違わないかもしれないけど……。
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ドロテア
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エーデルちゃんと一緒にいて、
こうして話したりしていれば……
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ドロテア
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男のことなんて気にならなくなるから、
原因なんて何でもいいのよ。
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エーデルガルト
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そう、気にならないのならいいけれど。
でも根本的には解決していないわよね?
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ドロテア
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エーデルちゃん。
大丈夫だって言ってるでしょ。
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ドロテア
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それ以上言うなら、貴女が主役の歌劇を
今ここで創り上げるわよ?
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エーデルガルト
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でも歌劇だけは、やめてね。前に貴方が
歌った時も本当に恥ずかしかったのだから。
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ドロテア
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この戦いが終わる頃には……
貴女が主役の歌劇が完成しているかも。
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ドロテア
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エーデルちゃんの役は、
私が立派に演じてみせるから安心して。
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ドロテア
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……! そういうこと……。
エーデルちゃん、本当に貴女は……