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マヌエラ
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何だか悩んでいるみたいね、
エーデルガルト。
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マヌエラ
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でも、ここは少し危険なんじゃなくて?
外から狙われるかも……。
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エーデルガルト
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このところ政務が忙しく、部屋に籠もりがち
だったものですから、外が見たくて……。
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マヌエラ
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まあ、大変ね。
それで外を見ながら、悩んでいたわけ?
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エーデルガルト
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貴族も、セイロス教団もことごとく破壊し、
そこからのやり直しになるでしょう。
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マヌエラ
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あなたの理想を実現するためには、
それしかないと、あたくしも思うわ。
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エーデルガルト
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他の力に縋って自ら戦おうとしない、
そんな者ばかりではないと私は知りました。
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エーデルガルト
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そんな彼らの、貴方の、心の支えを、
私は打ち砕こうとしています。
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マヌエラ
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人は、あなたが思うよりずっと弱いわ。
そして同時に、あなたが思うほど弱くない。
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マヌエラ
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女神様はあたくしたちの背をそっと包み、
歩き出すのを待ってくれる存在。
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マヌエラ
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でもあなたは……あたくしたちの背を、強く
押して進ませようとしているの。未来へ。
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マヌエラ
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ふふ、でも本当に荒療治ね。
あなたらしいと言えばあなたらしいけれど。
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マヌエラ
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ただ、あなたが背を押さなければ、
立ち上がれない人がいるのは確かよ。
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マヌエラ
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優しくなんてないわ。
あなたよりちょっと長生きしているだけ。
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マヌエラ
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それに、あたくしは主を心の支えに
しているけれど……
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マヌエラ
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それだけが支えというわけでもないの。
あなただって、あたくしの心の支えよ。
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マヌエラ
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ふふふっ……あたくしが何の私心もなく、
あなたに協力していると思って?
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マヌエラ
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ダーメ。
ほら、中に入りましょ、エーデルガルト。