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ペトラ
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エーデルガルト様……平穏、無事です。
気遣い、感謝、あります。
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ペトラ
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皆さん、優しさ、持っています。
言葉、気にする人、皆無です。
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エーデルガルト
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良かったわ。けれど、ブリギット王族の
貴方は、帝国にとっても重要な存在。
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エーデルガルト
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問題が起きた時の対処は、身柄を
預かっている私に任せてくれるわね。
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ペトラ
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……はい。
必要、ある時、頼みます。
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ペトラ
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しかし、わたし、無事です。問題、
発生する、なく、自分、解決できます。
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エーデルガルト
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心配し過ぎかしらね。何かあったら、
貴方の家族にも顔向けできないから……。
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ペトラ
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心配、無用です。
ブリギットの言葉、あります。
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ペトラ
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「一本の矢、二羽の鳥、射止められない」
……わたしとブリギット、二羽目。
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ペトラ
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今、あなた、もっと大きい目標……
野望? ……持つ、いるのです。
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エーデルガルト
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私は野望を秘めている。
いずれ皇帝となって、成すべきことがある。
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エーデルガルト
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私は皇帝として戦争を終結させ、どうしても
果たさなければいけない野望がある。
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エーデルガルト
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私はエーデルガルトよ。他の誰でもない。
誰もできぬことを、成そうとしている。
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エーデルガルト
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そのためなら、一矢で二羽だろうと
三羽だろうと射止めてみせるわ。
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ペトラ
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……言葉、刻みました。
あなた、新しいわたし、見ます、約束です。