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フェリクス, フレン enter the scene
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フェリクス
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……おい、フレン。 隠し持っているのは何だ。
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フレン
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あら、もうお気づきになったの? 今日は薪のほかに、果物とお野菜を……
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フェリクス
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チッ……もうやらんからな。
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フェリクス
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俺の剣は、断じて、 薪や果物を切るためのものではない。
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フレン
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……では、何を切るんですの?
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フェリクス
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決まっている。敵だ。
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フレン
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敵? それはつまり、人のことを仰ってるの?
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フレン
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フェリクスさんは、薪を切るより、 人を斬るほうが好きなんですの?
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フェリクス
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……そういう問題ではない。 剣は、人を斬るための武器だ。
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フェリクス
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薪は鉈で割ればいい。 果物や野菜は包丁で切ればいい。
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フレン
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けれど、剣で薪や果物を切ってはいけない、 という決まりもございませんでしょう?
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フレン
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わたくしは、人を斬るための剣よりも 薪や果物を切る剣のほうが好きですわ。
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フェリクス
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……おめでたい考えだな。
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フェリクス
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人を斬る剣なくして、 勝ちは得られん。
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フェリクス
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弱い者は、何も得られずに死ぬ。 生き残るのは常に勝者であり、強者だ。
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フェリクス
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お前が人死にを厭うのはわかった。 だが、その意味をいま一度考えたらどうだ。
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フレン
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人を斬る意味を……?
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フェリクス
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話は終わりだ。 お前とこんな問答をする気はない。
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フェリクス
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……俺はこれからも剣を振るい、人を斬る。
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フェリクス leaves the scene
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フレン
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頑な、ですわね……。