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リンハルト
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どなたって……。リンハルトだよ。
ここで何をしてるの?
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ベルナデッタ
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な、何をって……。え、絵です。
邪魔ですよね! 帰ります、帰りますから。
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リンハルト
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いや、邪魔だなんて言ってないけど。
僕は本を読みに来ただけだよ。
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リンハルト
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つまり静かにするし、動かないから、互いに
邪魔には……いや、もう好きにして。
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ベルナデッタ
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帰りたいわけじゃないですし……
いや、その……か、帰ってやるもんですか!
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リンハルト
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……そういえば君って、
普段、引き籠もってるよね?
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ベルナデッタ
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ひあああ! ご、ごめんなさい!
今日は外にいて、ごめんなさいいい!
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ベルナデッタ
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怒ってますか? 怒ってますよね?
すぐに片づけて引き籠もりますううう!
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リンハルト
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別に怒ってないって……。
むしろ、僕は君に憧れを抱いてる。
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リンハルト
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僕だって君のように引き籠もって、
一日中、外に出ずに過ごしたいわけだよ。
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リンハルト
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でも、それだと研究ができないから、
とても悩ましくてね……。
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ベルナデッタ
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あ、憧れ!? あたしに!?
……はっ、さては何か企んでいるでしょ!
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ベルナデッタ
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ベルの真似をしてベルに成り代わり、
最後には亡き者にする気ですね!
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ベルナデッタ
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そ、そんなことさせませんから!
力の限り抵抗しますもん!
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リンハルト
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いや、そんな気は全然……。
はあ、もう面倒臭いからそれでいいよ。
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ベルナデッタ
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ひえ!? た、助けてえええ!
命だけはご勘弁をおおおお!