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ベルナデッタ
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なあっ!? 何ですか、急に!
どうせあたしなんて才能ないですよ!
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リンハルト
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君の才能の有無は知らないけど、
あの花を描くなら朱色が合うと思うよ。
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リンハルト
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朱色なら赤よりも柔らかく描けるし、
輪郭が……ああ、まあいいや。
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リンハルト
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よく考えたら君がどう描きたいのかも
知らないし。邪魔したね。
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ベルナデッタ
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……いえ、いいんです、別に!
好きに言えばいいじゃないですか!
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ベルナデッタ
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で、でも、折角言ってくれたんだし、
朱色で塗ってやりますからね!
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ベルナデッタ
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えっ、ちょ、ちょっと……。
見ては! 見てはいけませんって! こら!
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リンハルト
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……色使いが全体的にぼんやりしてるね。
やっぱり赤のほうが良かったかなあ。
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リンハルト
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花びらのとことか遠近感がおかしいし、
もう少しよく見て描くといいよ。
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リンハルト
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最初は下書きの正確さを心がければ……
まあ、上手くなるかもね。
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ベルナデッタ
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あああああ! もうダメ! 無理です!
絵筆なんて折ってやりますううう!
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ベルナデッタ
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さよならあたしの画家人生えええ!
生まれ変わったらまた会いましょおおおー!
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リンハルト
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……行っちゃった。
事実とはいえ、言わないほうが良かったか。