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ヒルダ
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あーもう! 何であたしが
書庫の片づけなんてしなきゃいけないの!
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ヒルダ
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どうせ暇でしょ?みたいなこと言われるし。
お菓子を食べるのに忙しいっての!
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ヒルダ
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それに、本の整理って面倒じゃない?
重いしかさばるし、時間かかるのよねー。
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ヒルダ
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ね?
マリアンヌちゃんもそう思うでしょ?
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ヒルダ
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あ、もしかしてあなた、片づけ得意なの?
見るからにちゃんとしてそうだものねー。
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ヒルダ
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わかった、あなたに任せるわ!
あたし、逆に邪魔しちゃいそうだしー!
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ヒルダ
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こういうのってさー、一人でやらないと
余計ぐちゃぐちゃになるもんねー!
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ヒルダ
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あたし、ちょっと用事を済ませてくるから、
後はよろしくねー!
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ヒルダ
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マリアンヌちゃーん、そろそろ終わっ……
うわあ! どうしたの、これ?
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ヒルダ
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片づくどころか、
余計散らかってるじゃない……。
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マリアンヌ
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すみません、ヒルダさん……。
どう並べたらいいかわからなくて……。
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ヒルダ
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ええー。仕方ないなあ。
やり方、教えるから聞いててね?
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ヒルダ
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こういうのはまず最初に、
分類ごとに置き場を決めるの。
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ヒルダ
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そして、その置き場に関係ない分類の本は
全部出しちゃうのよ。こうやって……。
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ヒルダ
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出す時も、一時置き場を決める。
魔道の本ならこっち、剣術の本ならあっち。
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ヒルダ
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ふー。ここまで出来たら、後は全部
置き場に戻すだけ。……よいしょっと。
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ヒルダ
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はいはい。お褒めにあずかり光栄ですー。
……結局、あたしがやってるじゃない。
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マリアンヌ
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す、すみません、手伝います……。
戻すのだけ……。