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エーデルガルト
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急にガルグ=マクに来るなんて、
どういう風の吹き回しかしら、伯父様。
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アランデル公
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なに、旧同盟領でやるべきことが、
おおよそ終わったのでな。
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アランデル公
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堅牢と名高いアリアンロッドを落とした
姪の顔を見に来たのだよ。
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アランデル公
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実に見事な手際だったと聞いておる。
味方さえも欺く行軍だったとか……。
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エーデルガルト
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情報が漏れるのを嫌っただけよ。
兵士の中に教団の鼠がいては困るから。
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アランデル公
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こちらに寝返る手はずだったコルネリア……
あやつを討ってしまったのであろう。
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アランデル公
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まったく、無駄手を踏んだものよ。
それとも……殺したかったのか? のう?
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エーデルガルト
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恐ろしい魔道兵器を使って、ね。
自分で動き、戦う人形よ? 知っていた?
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アランデル公
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さあな。……だが、なればこそ味方に
つけるべきではなかったか?
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アランデル公
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かような浅慮しかできぬようでは、いずれ
帝国の未来にも暗雲が垂れ込めてこよう。
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アランデル公
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祈っておるぞ。帝都がアリアンロッドの
二の舞にならぬことを、な。
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ヒューベルト
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エーデルガルト様、ここにいましたか。
……たった今、信じ難い知らせが。
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ヒューベルト
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天から光の柱が降り注ぎ、
アリアンロッドが崩壊した、と。
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ヒューベルト
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恐らくは何らかの魔法……
禁術のようなものやもしれません。
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ヒューベルト
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……は。すみません。
私としたことが、動揺を隠せませんでした。
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ヒューベルト
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天空より飛来した光の柱が爆発し、
アリアンロッドの政庁と北の城壁が全壊。
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ヒューベルト
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当主をはじめローベ家の主要人物は
皆、死亡したと思われます。
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ヒューベルト
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我々と交代でアリアンロッドに入った
帝国軍の将兵も3割ほど行方不明です……。
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エーデルガルト
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いいえ、いずれ彼らと争うならば、
戦力を減らしておいて損はない。
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ヒューベルト
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ガルグ=マクより北に、1年を通して
大地が燃え上がるという谷があります。
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ヒューベルト
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かつて天より“光の杭”が落ち……
地は穿たれ、森は焼け、煉獄が現れた。
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ヒューベルト
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女神の仕業かとも考えたのですが、これは
彼ら……“闇に蠢く者”の攻撃だった。
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エーデルガルト
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それがわかっただけでも、アリアンロッドで
死んだ皆は、決して無駄死にではないわ。
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エーデルガルト
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そうね。皆にはできる限り伏せて。
師も……頼んだわよ。