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シルヴァン
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よう先生、ここにいたんですね。
お元気そうで何よりです。
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シルヴァン
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よう先生、ここにいたんですね。
あんたの周りはいつも輝いて見えますよ。
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シルヴァン
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もしかして、今日もお仕事ですか?
たまには放り出してもいいんじゃないです?
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シルヴァン
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そうそう、たまには仕事のことなんて忘れて
遊び倒す日があってもいいはずです。
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シルヴァン
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それでー、その、先生……折角ですから、
ちょっと飯でもおごらせてくださいよ。
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シルヴァン
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その、先生……折角ですから、
ちょっと飯でもおごらせてくださいよ。
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シルヴァン
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ほら、そう言わずに……いや、無駄か。
正直に本題に移ったほうがよさそうだな。
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シルヴァン
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流石は先生、お見通しってわけですね。
最初から素直に言っときゃ良かったかな。
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シルヴァン
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頼みにくい話ではあるんですが……
手を貸してもらいたいことがあるんです。
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シルヴァン
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ええ、実は街の女の子と……ではなくて。
違います、今回ばかりは違いますから。
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シルヴァン
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簡潔に言うとですね、うちの領地まで
盗賊退治に来てもらいたいんです。
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シルヴァン
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……俺の兄上のこと、覚えてます?
コナン塔で戦った、あの盗賊の首領です。
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シルヴァン
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……盗賊マイクランはゴーティエ家の長男。
つまりは、俺の兄貴にあたるってわけです。
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シルヴァン
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ええ、ご名答。
もう死んじまいましたけどね……。
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シルヴァン
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どうやら兄上の率いていた盗賊の残党が、
うちの領地で暴れ回ってるようでしてねえ。
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シルヴァン
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で、父上はその討伐を手伝えと、
わざわざ俺を呼びつけてきたんですよ。
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シルヴァン
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しかも厄介なことに、騎士団じゃなく
俺だけをですよ? 面倒でしょう?
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シルヴァン
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教団に遺産を取り戻してもらった手前、
また頼むのは面子が立たないんでしょう。
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シルヴァン
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おとなしく隣のブレーダッドや
フラルダリウスを頼っときゃいいのに……。
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シルヴァン
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……まあ、もしかすると他に狙いが
あってのことなのかもしれませんけど。
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シルヴァン
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それにしたって、父上は俺に
修行でもさせるつもりなんですかねえ……。
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シルヴァン
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今回の件は、学級の連中にも
手伝いを頼んでみるつもりでいます。
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シルヴァン
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けど、先生にも一緒に来てもらえれば、
俺としては非常にありがたいんですが……
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シルヴァン
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流石は先生! それじゃあ早速、
俺はみんなに話をつけてくるとしましょう。
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シルヴァン
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……まあ、話が急すぎましたし、
そう言われちまうのも仕方ないか。
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シルヴァン
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気が変わったら言ってください。
もうしばらくは待ってますから。