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マヌエラ
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なぜかしら……こんな日は、死神騎士に
刺された傷がしくしく痛むのよ。
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マヌエラ
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傷が疼くたび、怒りが湧いてくるの。
だって、そうでしょう?
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マヌエラ
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フレンをさらったのは、彼らなりの目的が
あったんでしょうけど……
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マヌエラ
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あたくしを刺す必要ってあったかしら?
とんだとばっちりじゃない!
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マヌエラ
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自慢の美肌を傷物にしてくれた挙げ句、
さっさと行方をくらますなんて……!
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ハンネマン
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マヌエラ、その辺でやめておきたまえ。
先生も困っているではないか。
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マヌエラ
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あなたと違って、先生は寛大なの。
どんな愚痴も黙って聞いてくれるんだから。
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ハンネマン
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君が間断なくペラペラと喋るから、
黙らざるを得ないだけではないのかね?
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マヌエラ
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そうよね? あたくしのことを思って、
聞いてくれてるのよね?
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マヌエラ
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もう、あっちに行ってくれないかしら!
あたくしとセンセイの邪魔をしないで!
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マヌエラ
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痛っ……もうっ! 大声を出したら、
余計に傷が痛くなってきたじゃないの!
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ハンネマン
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それなら静かにしていれば良かろう。
すぐに感情的になるのは君の……
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マヌエラ
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はあ……ごめんなさい、センセ。
気にしないでね、いつものことだから。
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ハンネマン
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うむ、マヌエラとは相性が悪いようでな。
顔を合わせれば、いつもこうなる。
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ハンネマン
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我輩としては、彼女とももっと落ち着いて
話がしたいと思っているのだがね。
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マヌエラ
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あら、あたくしだって、
いがみ合いたいわけではないのよ?
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マヌエラ
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あなたが余計なことさえ言わなければ……!
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ハンネマン
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うむ……ああ、そうだ。実は死神騎士の
潜伏場所について新しい情報があるのだが。
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ハンネマン
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封じられた森の西の外れで、それらしき
人影を見たという生徒が何人かいてな。
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ハンネマン
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今のところ信憑性の乏しい話ではあるが、
万一ということもある。
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ハンネマン
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念のため、これからセテス君に
報告に行こうと思っていたところなのだよ。
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マヌエラ
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はあ? 何を悠長なこと言ってるの?
逃げられたらどうするのよ!
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ハンネマン
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この件に関しては、まずセテス君に報告し、
レア様の意向を確認してから騎士団を……。
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マヌエラ
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こんな堅物ヒゲ男は放っておいて、
急ぐわよ、先生!
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ハンネマン
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堅物ヒゲ男……!?
その暴言、流石に聞き捨てならんぞ!
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マヌエラ
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うるさい! すぐに手隙の人たちを
集めて、その場所に向かうのよ!
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マヌエラ
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先に行ってるわね、あたくし!
待ってなさい、死神騎士!!
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ハンネマン
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ま、待ちたまえ! なんとせっかちな……!
すぐに後を追うのだ!
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マヌエラ
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行くわよ? あたくし。
止めても無駄よ?
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ハンネマン
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マヌエラ、少しは落ち着きたまえ。
行くならばせめて相応の準備をして臨もう。
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ハンネマン
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先生、君も協力してくれると助かる。
行けるようなら我輩に声をかけてくれ。