link
ユーリス
volume_up

いやあ……散々な目に遭ったな……。 もう二度と下には潜らねえぞ、俺は。
link
バルタザール
volume_up

っははは! あんなのがうろうろしてちゃ 潜りたくても潜れねえよ。だろ?
link
ユーリス
volume_up

お気楽だよなあ、あんたは…… 俺は二、三度死ぬかと思ったけど……
link
バルタザール
volume_up

本気で言ってるようには聞こえねえな。 お前、結構涼しい顔してたじゃねえか。
link
コンスタンツェ
volume_up

アルファルド様はお戻りかしら? すぐに宝杯を見せて、教団に……
link
ごろつき, 住人 enter the scene
link
住人
volume_up

お、お前ら、無事だったのか! どこ行ってたんだこんな時に……!
link
ごろつき
volume_up

地下だあ? ここが地下だろうがよ……。 いやいい、とにかく大変なんだよ!
link
ごろつき
volume_up

落ち着いて聞け。外から入ってきた奴らに、 アルファルドの旦那がさらわれた。
link
コンスタンツェ
volume_up

なっ……アルファルド様が?
link
ごろつき
volume_up

大修道院から戻ってきたところに、 待ち構えてた賊どもが……
link
バルタザール
volume_up

クッ……畜生が、間の悪い。 なんだってあの人を連れ去る必要が……!
link
コンスタンツェ
volume_up

この準備の良さ、先ほど私たちを襲った 賊徒と無関係とは思えませんわね……。
link
ユーリス
volume_up

……その話、教団の連中には伝えたか?
link
ごろつき
volume_up

いや、まだだ。 こっちも突然のことだったから……
link
ごろつき
volume_up

けど、いいのか? 教団は頼れないんだろ? こんな騒動を起こしたらアビスが……
link
住人 leaves the scene
link
ユーリス
volume_up

今更そんなことを言ってる状況か! 下手に隠し立てしてる場合じゃねえだろ。
link
ユーリス
volume_up

教団のことだ、すでに情報を 掴んでるかもしれねえが、一応報告に行け。
link
ごろつき
volume_up

そ……それもそうだよな、わかった。
link
ユーリス
volume_up

それと、負傷した奴がいるなら呼んでこい。 治癒の魔法で俺たちが……
link
ユーリス
volume_up

……おい、リンハルトはどこ行った? ハピもいねえじゃねえか。
link
ハピ, リンハルト enter the scene
link
ごろつき leaves the scene
link
コンスタンツェ
volume_up

ハピ、貴方どこへ行っていましたの? アルファルド様が……
link
ハピ
volume_up

まーまー、これ見てよ。
link
バルタザール
volume_up

何だこりゃ、随分と物々しい……手紙か?
link
ハピ
volume_up

他に何に見えるのさ。 教室に置いてあったし。
link
ハピ
volume_up

「枢機卿アルファルドの身柄は預かった。  今のところ身の安全は保障しよう。」
link
ハピ
volume_up

「助けたければ、宝杯を持ってこい。  明日の夕刻、旧市街の礼拝堂跡で待つ。」
link
ハピ
volume_up

「ただし、騎士団を連れてきた時には  枢機卿の命はないと思え。」……だって。
link
これは……
link
バルタザール
volume_up

間違いねえ。アルファルドさんをさらった 奴らが寄越した手紙だろう。
link
コンスタンツェ
volume_up

やはり敵の狙いは宝杯でしたの? 私たちに在りかを探らせて奪おうと……
link
コンスタンツェ
volume_up

……いえ、いいえ! やはり何かがおかしいですわ!
link
ハピ
volume_up

おかしいことだらけじゃん。 どこの話?
link
コンスタンツェ
volume_up

そもそも敵は、なぜ私たちが 宝杯を探していると知っていますの?
link
コンスタンツェ
volume_up

私たちの行動が筒抜けということは…… まさか、アビスのどなたかが……!
link
ユーリス
volume_up

鼠がいたのかもしれねえし、あの人が 教団に報告して漏れたのかもしれねえ。
link
ユーリス
volume_up

身内を疑うのは簡単だが、疑われたほうの 心情を慮れ。今は問題を解決するのが先だ。
link
コンスタンツェ
volume_up

そ、そんなことわかっておりますわ! 貴方、珍しくまともなことを言いますのね。