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カスパル
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なにいっ! 担任って、あんたなのか!?
まさか先生になるとは思わなかったぜ!
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ドロテア
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カスパルくん、ちょっと。
そんな言葉遣いでは失礼じゃない?
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リンハルト
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そりゃそうだけどね、
こいつに敬語を期待するだけ無駄だって。
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ベルナデッタ
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ひえっ!? い、今、あたしを見ました!?
お構いなく! お構いなくお願いします!
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フェルディナント
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学級内では、身分や年齢の差があっても、
分け隔てなく接することを推奨されている。
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ペトラ
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先生、腹、太い、素敵です。
よろしく、願います。
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ドロテア
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ん? ちょっと、ペトラちゃん。
それを言うなら太っ腹でしょ?
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ドロテア
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こんなに細身で素敵な体形の人に、
腹が太いなんて言っちゃダメよ。
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ドロテア
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女性に向かって、腹が太い、は禁句よ。
もちろん先生はすらりとして素敵だけど。
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ペトラ
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申し訳ない、です。
言葉、難しい、間違いある、あります。
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エーデルガルト
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期待しているわ。この
黒鷲の学級を、
しっかりと指導してくれることをね。
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カスパル
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そうと決まれば、歓迎訓練だーっ!
な、先生、とりあえず腕を見せてくれよ!
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ペトラ
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腕、見せる、ですか?
何のため、鎧、外させます?
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カスパル
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だあーっ、違うぜ。
腕っつったら剣の腕に決まってんだろ!
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ドロテア
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親睦を深めるために、まずはお茶の時間に
しません? それがいいわよねえ、先生。
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フェルディナント
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誇り高き貴族の、そして帝国を代表する
黒鷲の学級の一員としての責務をだね……
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ヒューベルト
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ククク……この騒ぎを静めるのが、
最初の仕事のようですな、先生。