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コンスタンツェ
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バルタザール様、私が戦いやすいように
敵に隙を見せておられるのですね。
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バルタザール
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お前はどうだ?
いや、まったく滾ってはなさそうだったが。
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コンスタンツェ
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ご明察でございます。亡くなった敵方の
魂の行く末を案じておりました。
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バルタザール
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……まあ、死んじまった後のことを
敵から心配されるなんざ無念だろうよ。
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バルタザール
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だが、何やかんやお前と一緒に戦うのは
悪かねえなあ。相性が良いというか。
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コンスタンツェ
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貴方様は前方の敵に集中して、あえて
背後に隙を作っておられますからね。
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コンスタンツェ
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それを狙う方々を掃除するという役目を、
私のような弱卒にも与えてくださって……
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バルタザール
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お前もわかって言ってんだろうが、
もう一度、違えと伝えさせてもらう。
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バルタザール
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“レスターの格闘王”がお前を信じて背中を
預けてんだ。誇ってもいいんだぜ?
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コンスタンツェ
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その異名について褒めるのは
至難の業ですが、素晴らしいと思います。
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コンスタンツェ
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万が一、私の言葉で貴方様が不快な気持ちを
抱いていましたら、お詫び申し上げますわ。
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バルタザール
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傭兵団でも作って、お前と一緒に戦場を
渡り歩くような旅でもしたら……
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コンスタンツェ
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私は異存ありませんが、「私」は異論が
あるかと……どうぞ、こちらへ。
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コンスタンツェ
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ふざけたことを言わないでいただけます!?
私の揺るぎない夢はご存じでしょう?
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コンスタンツェ
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由緒あるヌーヴェル家の再興……!
それを捨てて流浪の旅に出ろですって!?
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コンスタンツェ
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まったく、信じられませんわ!
信じられないどころでは、ありませんわよ!
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バルタザール
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こいつはこいつでめんどくせえな……。
二股かけてる気分だぜ……。