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ベレト, レオニー enter the scene
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レオニー
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先生、あの……ちょっといいかな。
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レオニー
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あの……この前は本当にごめん! わたし、また勝手に熱くなっちゃって。
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レオニー
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謝りに行った挙げ句に、また喧嘩売って…… 猛烈に反省してます、はい。
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レオニー
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あんたなら、そう言うと思ったけど 流石になあ……自分で自分に呆れるよ。
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レオニー
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だけど、師匠のことになると どうも冷静になれなくてねえ……。
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レオニー
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このままじゃ、いつまで経っても、 あんたとまともに話せやしない。
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レオニー
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それで相談なんだけど……
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レオニー
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先生、わたしと決闘してくれないか!
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レオニー
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そう、決闘だ!
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レオニー
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そう、結婚……ち、違う! 決闘だ!
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レオニー
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こっちの都合で申し訳ないけど、あんたと 真剣勝負して気持ちにけじめをつけたい。
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レオニー
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受けてくれるか?
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わかった
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レオニー
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手加減は無用、お互いに全力で戦おう。
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レオニー
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……完敗だな。 参りました。
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レオニー
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何で謝るんだよ。 おかげで、スッキリした。
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レオニー
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だとしても、あんたのほうが強かった。 おかげで、スッキリしたよ。
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レオニー
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先生の剣は、正真正銘のジェラルト流。 まるで師匠と手合わせしてるみたいだった。
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レオニー
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あんたと張り合うのは、師匠と張り合うのと 同じこと……もう、やめる。
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レオニー
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これからは、余計な対抗心を捨てて、 師匠との約束に専念させてもらうよ。
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約束?
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レオニー
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師匠がね、自分に万一のことがあれば、 代わりにあんたのこと支えてくれって。
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レオニー
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その時は冗談っぽく話してたんだけど、 その後すぐ、師匠はあんなことに……
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レオニー
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そういうわけだから、師匠に代わって わたしが先生を支えなきゃならないんだ。
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レオニー
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ちょっと頼りないとは思うけど、 わたし根性決めて、もっと強くなるからさ。
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レオニー
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この戦争が終わるまで、わたしの雇い主は 先生ってことでいいかな?
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よろしく
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レオニー
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よし、契約成立だ! 絶対にあんたを守り抜くからな!