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銀雪の章, 蒼月の章, 翠風の章, 紅花の章 |
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After 女神の行方 |
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レオニー
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あの……この前はごめん。
わたし、勝手に熱くなっちゃって。
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レオニー
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流石に失礼だったと思ってさ。
反省してる。
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レオニー
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はは……あんたなら、そう言うと思ったよ。
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レオニー
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そういう、細かいことにこだわらない、
器の大きいとこは、師匠にそっくりだ。
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レオニー
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小さい頃に、師匠に勝手に弟子入りして、
それ以来、勝手に一番弟子を名乗ってる。
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レオニー
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わたしが住んでた村に来たんだよ、師匠が。
そういや、あんたは一緒じゃなかったよね。
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レオニー
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誰かに預けて来てたのかな。
……まあ、いいか。
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レオニー
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その時の師匠の仕事は、密猟者退治だった。
密猟者って言っても山賊みたいな連中さ。
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レオニー
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村の人たちじゃ手も足も出なかった相手を、
師匠は簡単にぶっ飛ばしてふん縛って……
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レオニー
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わたし、すっごく感動したんだよ!
傭兵ってすごい!ってね。
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レオニー
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狭い村の中だけで生きてたわたしには、
師匠が伝説の英雄みたいに思えてきて……
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レオニー
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師匠は短い間しかいなかったけど、
いろんなことを教えてくれたよ。
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レオニー
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傭兵のこと、戦術、武芸、鍛錬の方法……
わたしには全部が新鮮で楽しかった。
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レオニー
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それで師匠と別れてからもずっと
鍛錬を続けてて……。
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レオニー
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ああ、ほんとは一流の傭兵になってから
再会したいって思ってたんだけどさ……。
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レオニー
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元気なうちに会えて良かったよ。
改めてお礼も言えたからね……。
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レオニー
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……とにかく、わたしは師匠みたいな
傭兵になりたくて、ずっと努力してきた。
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レオニー
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師匠に教えを乞いたくても会えなくて、
わからないことは自分で考えて工夫して……
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レオニー
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そうやって孤独な努力を重ねてきたんだ。
それなのに、あんたと来たら……。
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レオニー
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師匠の凄さも、自分が恵まれていたことすら
気づかないで……。
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レオニー
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わたしは、あんたには負けない!
師匠の一番弟子として、絶対にね!