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ベレト, セテス enter the scene
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セテス
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……流石に疲れたか?
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セテス
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戦争が終わってからも仕事は山積み…… むしろ増える一方だからな。
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休みたい……
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セテス
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そうはいかないぞ、大司教。新たな時代を 創る大事業の真っただ中なのだ。
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セテス
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君は神祖ソティスの力を継ぐ者として、 フォドラの民を導く使命がある。
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セテス
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レアは、その真実をすべて打ち明けた上で、 セイロス教団を君に委ねたのだ。
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セテス
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君も、それを承諾したのだろう?
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セテス
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そうはいかないぞ、国王陛下。新たな時代を 創る大事業の真っただ中なのだ。
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セテス
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フォドラの民は、貴族も平民も一人残らず 君の一挙手一投足に注目している。
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セテス
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今、君が仕事を投げ出せば、 多くの者の期待を裏切る結果になるのだ。
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セテス
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これまでレアが担ってきた役割を継ぎ、 更に君にしかできないことを成し遂げる……
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セテス
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この崇高なる使命から、 逃げ出すなど許されると思うか?
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厳しいことばかり言う……
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セテス
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ああ、言うさ。君を補佐する立場上、 私にとっても他人事ではないのだ。
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セテス
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君と同じように、私の部屋にも 仕事がうずたかく積まれているのだから。
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セテス
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だが、私は逃げ出したりしないぞ。 どこまでも君と共に励む覚悟だ。
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本当にどこまでも?
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セテス
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ああ、この先、何百年でも何千年でも 君の近くで君を支えると誓おう。
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セテス
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……おっと。この言葉は、これを渡してから 言おうと思っていたのだが。
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セテス
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……私と結婚してほしい。 受け取ってもらえるだろうか。
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ベレト
………………。
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セテス
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一蓮托生を誓った時から、いずれ君と 夫婦の契りを交わしたいと思っていた。
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セテス
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だが、誤解しないでもらいたい。
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セテス
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私がそう思ったのは、我々の使命を果たす ためでも、我々の血脈を残すためでもない。
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セテス
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一人の男として、君を愛しているからだ。
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セテス
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もう君のいない世界など考えられない。 この想いを、受け止めてもらえるだろうか?
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セテス
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そうか……!
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セテス
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ならば、改めて誓わせてほしい。この先、 どんな時も、君と共に歩み続けると……。
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セテス
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良き時も、悪しき時も、 健やかなる時も、病める時も……
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セテス
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仕事が山積みの時も、共にな。
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え……
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セテス
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我々は自己の幸福を犠牲にしても、 公に尽くさねばならない立場にある。
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セテス
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故に、我々の結婚を公表するのは、 フォドラが落ち着きを取り戻してからだ。
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セテス
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その日に向けて、さあ、仕事に戻るぞ。
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そんな……
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セテス
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執務室では、君の決裁を待つ者たちが 長蛇の列を成しているのだ。
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セテス
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腹をくくれ、行くぞ!