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セテス
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以前の私は、君の才に懐疑的だったが、
今は己の見る目のなさを嘆くばかりだ。
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セテス
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君が特別な存在であることは
もはや疑うべくもないのだからな。
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セテス
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この期に及んで、
君はまだ自分の力を疑うのか?
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セテス
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いや……
それも無理からぬことかもしれんな。
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セテス
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君は君自身について、何一つ
教えられぬまま生きてきたのだからな。
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セテス
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父親であるジェラルトすら、君について
すべてを知っていたわけではないだろう。
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セテス
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自分が何者なのか、
わからぬままでいいのか、と聞いている。
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セテス
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……愚問だったな。己の正体がわからず
平気でいられる者などいないだろう。
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セテス
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……だとしても、知りたいだろう?
己の正体がわからぬままでいいはずがない。
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セテス
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しかし、果たして君には、
本当に覚悟があるのだろうか?
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セテス
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真実を知ることが、君の人生にどのような
変化をもたらすのか、私にはわからない。
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セテス
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知らなければ良かったと後悔することに
なっても、後戻りはできなくなる。
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セテス
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それでも、君は真実を知る覚悟はあるか?
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セテス
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そうか。今日は君に、
そのことを確かめたかったのだ。
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セテス
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大司教が君に期待を掛けている以上、
私も君を引き続き支えていくつもりだ。
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セテス
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大司教が君に期待を掛けていた以上、
私も君を引き続き支えていくつもりだ。
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セテス
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レアが君に期待を掛けている以上、
私も君を引き続き支えていくつもりだ。
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セテス
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大司教が君に期待を掛けていた以上、
私も君を引き続き支えていくつもりだ。
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セテス
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いや……私自身が、君という存在に
何かを期待しているのかもしれないな。
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セテス
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いつか君が、真実に辿り着けるよう、
私も力を尽くそう。