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カトリーヌ
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アタシが何を言おうとしてるか、
わかんのか、シャミア?
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カトリーヌ
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ほんとに無愛想な奴だな。
けど、そうだな。まあ、しなくてもいいか。
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シャミア
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私は聞いておくか、と言おうとした。
だから、お前が話せ。
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カトリーヌ
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ああ、やっぱり話しとこう。
アタシは、きっと死ぬまでレア様中心だ。
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カトリーヌ
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アンタとレア様、どっちかしか助けに
行けないとなったら、必ずレア様を選ぶ。
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シャミア
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私は、お前とレアさんなら
お前を助けに行くかもしれんな。
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シャミア
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だが自分とお前なら、必ず自分を助ける。
薄情と言われても仕方ない。
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カトリーヌ
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そんなことはないだろ。
アタシだって自分の命は可愛いさ。
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カトリーヌ
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もしかしたら、いつかアタシたちと
道を違える日が来るかもしれん。
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カトリーヌ
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例えば、アンタの祖国とアタシたちが、
戦争をおっ始めるとかな。
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カトリーヌ
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そんな想像をいくらしても、
無駄かもなと思っただけだよ。
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シャミア
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ああ。
何が起こるかわからないのが人生だ。
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シャミア
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何かが起こったらその時考える。
それでいいだろ?
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カトリーヌ
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ああ、とびっきりの相棒だよ。
まったく……はっはっはっは!