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リンハルト
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来たね、リシテア。
君の紋章について僕の立てた仮説を聞い……
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リシテア
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あんた、この差出人の名前のない手紙は
何ですか!
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リシテア
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『どうしても君に伝えたいことがある』って
……愛の告白かと思ったじゃありませんか!
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リンハルト
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いや、そんなつもりなかったけど、
もしそうだったらどうするのかな。
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リンハルト
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面倒だからこの質問はいいや。
それより、僕の話を聞いてよ。
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リシテア
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それにどうしてわたしが、あんたの話を
聞かなきゃいけないんですか……。
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リンハルト
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君は自分の紋章を良く思ってないよね?
だからだよ。
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リンハルト
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どう考えても、人の体は2つの紋章を
宿して生まれてくるようにはできていない。
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リンハルト
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そうなると、2つ目の紋章の出どころは
自ずと限られてくるんだ。
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リンハルト
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生まれてから、無理やり植えつけられた、
とかね?
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リンハルト
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そして植えつけられた力なら、
消せるんじゃないかっていうのが……
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リンハルト
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ハンネマン先生が研究を続けててね。
僕もそれに協力してるんだよ。
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リンハルト
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ハンネマン先生が研究を続けててね。
僕もそれに協力してるんだよ。
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リンハルト
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ハンネマン先生が研究してたみたいでね。
僕が勝手にそれを引き継いだんだよ。
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リンハルト
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それで、君の答えはどうなのかな。
紋章を消したいわけ?
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リンハルト
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宿した2つの紋章を捨てるなんて、
僕なら絶対にしないけどなあ。
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リシテア
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……それを得るために、おぞましい実験を
繰り返されたとしても?
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リシテア
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……紋章のせいで、長く生きられない
かもしれなくても?
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リシテア
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あんたみたいな紋章バカには、わたしの
気持ちなんて一生わからないと思います。