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ペトラ
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ツィリルさん。
あなた、大変、熱心です。よく、働きます。
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ツィリル
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別に褒めてくれなくてもいいよ。
これがボクの仕事なんだ。
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ペトラ
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いいえ。
わたし、あなた、褒める、違います。
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ペトラ
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わたし、知る、望んでいます。
あなたの意図、未来、尋ねる、です。
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ツィリル
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ボクの意図? 未来? 何のこと?
忙しいから後にしてほしいんだけど……。
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ペトラ
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あなた、パルミラの出、聞きました。
教団、出世、難しい、皆、言います。
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ペトラ
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しかし、あなた、人一倍、熱心です。
何、目指し、あなた、働きますか?
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ツィリル
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働くのが、ここでのボクの役目だからだよ。
役目を投げだしたらここにいられないだろ。
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ツィリル
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それに、レアさまの役に立つことをして、
少しでも恩返しがしたいんだ。
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ツィリル
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レアさまは、ボクに居場所をくれた
恩人だからさ。
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ペトラ
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……しかし、故郷、離れる、長いです。
思い、ありませんか?
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ツィリル
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思いって言われても、何もないよ。
パルミラには家族もいないし。
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ツィリル
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もしアナタは故郷が好きで、帰りたいと
思ってるなら、ボクとは違う。
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ツィリル
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ボクは満足なんだ。
今のこの生活がずっと続いていけば。
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ペトラ
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あなたとわたし、境遇、似ています。
しかし、土台、違う、異なる、ようです。
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ツィリル
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うん、ボクもそう思うよ。
……もういいかな。まだ仕事の途中なんだ。
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ペトラ
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ツィリルさん、故郷、嫌、嫌います?
……わかりません。