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シルヴァン
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やあ、ヒルダは今日も可愛いなあ。
君を見てると元気が湧いてくる。
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ヒルダ
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ありがとう、シルヴァンくん。
あなたこそ今日もかっこいいねー。
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シルヴァン
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ところでヒルダ、君はこれからどこへ?
そんなにたくさん本を抱えて。
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ヒルダ
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……あー、でもー、
イタタタタター。
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ヒルダ
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そうなのー。
この前、ちょっと転んじゃってー。
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ヒルダ
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実はこの本、今日のうちに
書庫に返さなきゃいけないんだけどー……
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シルヴァン
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おっと、無理すんなよ。
そういう時に頼る相手、目の前にいるだろ?
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シルヴァン
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書庫に返しときゃいいんだな。
どれ、持ってってやるよ。
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ヒルダ
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本当ー? でも、シルヴァンくん、
他に用事があるんじゃないのー?
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シルヴァン
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君を助ける以上に重要なことなんてないさ。
ほら、そこの机に置いといてくれ。
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ヒルダ
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わー、シルヴァンくん、優しいねー。
どうもありがとうー!
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シルヴァン
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はいはい、お安いご用だ。
……しかし、結構な量だなあ。
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ヒルダ
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じゃあ、あっちの机に置いとくよー。
シルヴァンくん、よろしくねー。
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シルヴァン
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……っておい、この本、
何節借り続けてるんだよ。
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シルヴァン
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あ、これはこの前先生が探してた……
あいつが犯人だったのか!
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シルヴァン
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ヒルダの奴、面倒事を溜め込む性質か。
そのうち痛い目見るぞ……。