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コンスタンツェ enters the scene
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ベレト enters the scene
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コンスタンツェ
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貴方、遅刻ですわよ! 私を何分待たせるおつもり!?
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忙しくて……
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コンスタンツェ
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確かに貴方の立場ではそうでしょう。
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コンスタンツェ
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けれど、今日のこの日くらいは、私を 優先してくれてもよろしいんじゃなくて?
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コンスタンツェ
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私の長年の研究がついに、実を結ぶ…… その瞬間なのですわ! おーっほっほっほ!
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コンスタンツェ
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……コホン。 ですがその前に、私から話がありますわ。
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何?
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コンスタンツェ
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貴方、私と結婚なさい!
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コンスタンツェ
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私はずっと考えていたのです。 どうすれば貴方と共にいられるかを。
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コンスタンツェ
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全土統一の立役者で、陛下の寵愛を受ける 貴方を、私の従僕になどできませんわ。
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コンスタンツェ
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新たな大司教となる貴方を、 私の従僕になどできませんわ。
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コンスタンツェ
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フォドラの統一王となる貴方を、 私の従僕になどできませんわ。
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コンスタンツェ
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ですが、夫婦となれば! 貴方は私から離れずに済む……。
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コンスタンツェ
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いかがです? 私のこの完璧な策は!?
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コンスタンツェ
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つまり…… ………………?
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コンスタンツェ
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……つまり、私は貴方と添い遂げたいと 言っているのですわ!
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コンスタンツェ
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愛しているのです! おわかり!?
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コンスタンツェ
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ち、違いますわ! 違いますのよ!! 見せかけなんかじゃ……
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コンスタンツェ
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私は貴方と添い遂げたいのですわ! 愛しているのです! おわかり!?
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受けよう
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コンスタンツェ
………………。
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コンスタンツェ
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おーっほっほっほっほっほっほっほ!!
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コンスタンツェ
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貴方も私に指輪を 用意していてくださったのですわね!
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コンスタンツェ
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考えることが同じということは、 まさに夫婦の証! 最高の二人ですわ!!
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そのとおりだ
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コンスタンツェ
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それでは、貴方と私でヌーヴェル家の 再興を果たすとしましょう。
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コンスタンツェ
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貴方はヌーヴェルの地に 移り住むのは問題なくって?
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コンスタンツェ
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立場的に、フォドラの西の端では 難しいこともあるかしら……?
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コンスタンツェ
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ま、そのようなこと、些事ですわ。 ……それではいよいよ、いきますわよ!
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門番 enters the scene
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門番
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先生! 本日は異常ありであります! 大変です!
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門番
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この女神の塔を中心に、大聖堂やその周辺、 そこら中に色とりどりの花が……!
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門番
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……あっと、これは失礼しました! お話し中でしたか。
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異変の原因は、妻の魔法だ
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門番
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なるほど、そうだったのですか。 ………………。
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門番
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ええ!? その方の、魔法!? というか……妻!? ご結婚されたので!?
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コンスタンツェ
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つ、妻……。
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門番
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先生、おめでとうございます! 本日は朗報ありでしたね!
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門番
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問題はなさそうですので、皆に安全を 知らせてまいります! お邪魔しました!
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門番 leaves the scene
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コンスタンツェ
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……ああ貴方! ずるいですわ! 不意打ちが過ぎますわよ!?
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何が?
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コンスタンツェ
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いきなり私を……その、困らせて…… 嬉しくて恥ずかしいではありませんの!
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コンスタンツェ
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何なんですの、貴方は……。 まあ、でも、すべて許しますわ!
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コンスタンツェ
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私は今、素晴らしく機嫌が良いのです。 海を越える風をも呼べそうな気分ですわ。
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ところで……
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コンスタンツェ
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何ですの? え? あの魔法で家を再興できるのか?
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コンスタンツェ
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前代未聞の魔法ではございませんこと!? 必ず、偉業として歴史に残りますわ!
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コンスタンツェ
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それに、皆に認められるような使い道は…… その、ええと、貴方がお考えなさい!
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コンスタンツェ
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いいですわね! 私の頼れる貴方ですものね!
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コンスタンツェ
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おーっほっほっほっほ! おーっほっほっほっほっほっほっほ!