銀雪の章, 蒼月の章, 翠風の章, 紅花の章
受注可能: Until 深遠の玉座
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コンスタンツェ
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おや、貴方。何ですの? 私は貴方に用などありませんけれど。
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コンスタンツェ
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だけと言うには、見過ぎではなくて? 随分とじっくりでしたわよ。
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コンスタンツェ
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それにしては随分と、じっくり 見ていましたわね……。
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コンスタンツェ
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はっ……私に見とれていたのですね? おーっほっほっほっほっほ!
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コンスタンツェ
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これほどの美貌を持つ私ですもの、 仕方のないことですわ。
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違う……
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コンスタンツェ
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それはそれとして、貴方、 このところ調子に乗っているのではなくて?
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コンスタンツェ
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まるで私の師であるかのように振る舞い、 指導してこられますけれど……
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コンスタンツェ
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傭兵の身で私を教え導こうなど、 片腹痛いですわ! おーっほっほっほ!
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ベレト
………………。
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コンスタンツェ
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何ですの、その目は。 私も同じ平民だとでも仰りたいのかしら?
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コンスタンツェ
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……そうですわね。 今は、確かにそうですわ。
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コンスタンツェ
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ですが、雌伏の時を経て、 やがて雄飛する飛竜がごとく!
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コンスタンツェ
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私は貴族の地位を取り戻すのです! ヌーヴェル家を、再興するのですわ!!
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コンスタンツェ
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貴方に言われるまでもありませんのよ。 私は必ずやるのですから。
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コンスタンツェ
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まあ、その言い方。 後で悔やんでも知りませんわよ!
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コンスタンツェ
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私が貴族に戻った暁には、 貴方を薄給でこき使ってあげますわ!!
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コンスタンツェ
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必要ない!? 私の従僕となる栄誉を、 そんな軽々と撥ね退けるというの!?
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コンスタンツェ
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面白そう!? 私の従僕となる栄誉を、 言うに事欠いて面白そうと!?
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コンスタンツェ
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……ふっ。貴方が何を考え何を仰っても 所詮、すべては取るに足らない些事。
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コンスタンツェ
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私には、どうでもいいことでしたわ。 おーっほっほっほ!
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ベレト
………………。
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コンスタンツェ
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何ですの、貴方。 先程から、視線が物言いたげですわよ。
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コンスタンツェ
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そんなに私に指図したいのでしたら、 まずは教師としての力をお示しになって。
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コンスタンツェ
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資質のみならず、知識、技術、気概…… そして人の上に立つ器をお見せなさい。
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コンスタンツェ
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……そうです!! 今、私に雷がごとき閃きが走りましたわ!
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コンスタンツェ
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貴方、私の研究を手伝いなさいな。
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コンスタンツェ
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そうすれば、私の素晴らしさを 貴方が理解できる良い機会になりますし……
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コンスタンツェ
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同時に貴方の器のほどを、 私が見極められる時間も持てますわ。
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コンスタンツェ
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ふふふ、流石は私ですわ。貴方もこれには 同意せざるを得ないのではなくて?
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ベレト
………………。
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コンスタンツェ
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おーっほっほっほっほっほっほ!