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フェルディナント
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そんな噂が立つような相手だったため、
絶対に断るよう両親を説得したのだ。
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ベルナデッタ
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えええ……恐ろしい相手ですね。あ、でも
引き籠もりってとこは共感しますけど。
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フェルディナント
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いや……その噂の令嬢は君だよ。
ヴァーリ家の娘だった。それを思い出した。
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ベルナデッタ
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人形は作ってましたけど、可愛いやつです!
食虫植物とか……
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フェルディナント
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君が相手だと知っていれば、受けていても
良かったかもしれないと思ってな。
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ベルナデッタ
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……! ほ、本気ですか?
何が目的で! どんな企みがあると!?
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ベルナデッタ
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……そ、そうですかあ。
へえ、フェルディナントさんがあたしを……
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ベルナデッタ
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えへへ、あは……何だか暑いですね。
熱いお茶を飲んでるからでしょうか。
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フェルディナント
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それに、縁談で結ばれていたら、今の
この関係も築かれなかったかもしれない。
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ベルナデッタ
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どうせ親の決めた結婚と諦めて、
もっと引き籠もってしまっていたかも……。
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フェルディナント
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ならば、呪いの人形姫から逃げた判断は、
間違いではなかったということだな。
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ベルナデッタ
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ま、またその話をおお!
呪いの人形なんて作ってませんーっ!