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ベルナデッタ enters the scene
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ベルナデッタ
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ふんふんふふーん♪ 本も借りられたし、 今日も良い引き籠もり日和になりそう。
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フェルディナント enters the scene
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フェルディナント
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ベルナデッタ、君に話がある。
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ベルナデッタ
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は、話!? なな何でしょおおう! このベルナデッタ、一切の悪事など……!
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フェルディナント
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……少し落ち着きたまえ。 何も怒ってなどいない。
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ベルナデッタ
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いやあ、その顔は絶対怒っていますううう! 助けてくださいいいいい!
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フェルディナント
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だから怒ってなど……。 ああ、聞く耳も持たないか。
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フェルディナント
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いいから落ち着きたまえ!
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ベルナデッタ
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無理ですっ!
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フェルディナント
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そうか、無理か……。
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ベルナデッタ
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無理じゃないですううう! 許してえええっ!
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フェルディナント
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……話というのは、 君の引き籠もりについてだ。
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フェルディナント
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君は引き籠もりを脱せないと、 思い悩んでいることだろうが……
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フェルディナント
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この私にかかれば、すぐに解決できるとも。 まずは私についてきてくれ。
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ベルナデッタ
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え? ……いや、遠慮します。結構です!
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フェルディナント
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遠慮することはない。引き籠もりの貴族と 蔑まれてきた日々にお別れできるのだぞ。
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フェルディナント
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そうすれば、君も多くの出会いを持ち、 貴族としての生き方が……
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ベルナデッタ
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ふ、ふざけんなです! 絶対嫌ですから! 断固拒否ですううう!
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フェルディナント
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……これは重症だな。
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フェルディナント
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この手を取れないというのなら、 抱きかかえてでも……
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ベルナデッタ
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ベルは引き籠もりのままでいたいの! 邪魔しないでええええ!
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フェルディナント
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え……うおっと!
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ベルナデッタ
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はっ!? あ……あ……
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フェルディナント
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……っく! 手首を捻ったか……。
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ベルナデッタ
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も……もうダメだあああ! 絶対に仕返しされるうううあああ!
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フェルディナント
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そんなことはしない。 今のは私が……
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ベルナデッタ
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あたしやられるうう! やられちゃいますうううう!
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フェルディナント
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はあ……。 出直したほうがよさそうだな……
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フェルディナント leaves the scene