link
ハンネマン
volume_up
マヌエラ君。その……申し訳なかった。
先日は大人げない態度を取ってしまった。
link
マヌエラ
volume_up
やめて、ハンネマン。
謝らなければいけないのは、あたくし。
link
マヌエラ
volume_up
変に当たり散らしちゃって……
本当にごめんなさい。
link
ハンネマン
volume_up
いや、我輩は気にしてはおらん。
むしろ今は、君に感謝しているくらいだ。
link
ハンネマン
volume_up
うむ。いみじくも君が言ったように
我輩には押しつけがましい面があるようだ。
link
ハンネマン
volume_up
マヌエラ君のおかげで、改めて思った。
今後はよく自制せねばとな。
link
マヌエラ
volume_up
あら、それならあたくしも同じだわ。
あなたの言葉が胸を突いたの。
link
マヌエラ
volume_up
自分の感情で周りを巻き込まないように、
これからはもっと注意しようと反省したわ。
link
ハンネマン
volume_up
はっはっは。それは良かった。
お互い、得るものがあったのは何よりだ。
link
マヌエラ
volume_up
ふふ。そうね。
ただ喧嘩しただけでは損だもの。
link
マヌエラ
volume_up
それにしても……あたくしたち、
こんなやりとりをするのも何度目かしら。
link
ハンネマン
volume_up
さて、流石の我輩も覚えてはいないな。
何しろ、いつも気づいたら喧嘩をしている。
link
ハンネマン
volume_up
まったく我輩も君もよく飽きないものだよ。
はっはっはっは。
link
ハンネマン
volume_up
いや、なに。君がたまに見せる、その自然な
笑顔は、実に魅力的だと思ってね。
link
ハンネマン
volume_up
君の恋愛が上手くいかないのは、下心のある
不自然な作り笑顔が原因ではないのかね?
link
マヌエラ
volume_up
あーら! それは、どうも!
相変わらず一言多い忠告、痛み入るわ。
link
マヌエラ
volume_up
あなたもそういう余計な一言がなければ
ずっと独り身ではなかったでしょうね!
link
ハンネマン
volume_up
聞き捨てならんな。我輩が君のためを思って
忠告しておるのがわからんのか!
link
マヌエラ
volume_up
その余計な忠告が押しつけだって言うのが、
まだわからないの? 信じられない!