link
フレン
volume_up
え、ええ、ご心配なく。
大事ありませんわ。
link
イグナーツ
volume_up
だ、大丈夫ですか!?
やっぱりどこか打ったりしたんじゃ……!
link
フレン
volume_up
い、いえ……急に立ち上がったので
少し眩暈が……。
link
イグナーツ
volume_up
医務室に行きましょう!
ボクも一緒に行きますから!
link
フレン
volume_up
……本当に大丈夫ですから。
もうシャキっとしてきましたわよ? ほら!
link
イグナーツ
volume_up
……へっ!? あ、はい!
すみません、何でしょう?
link
フレン
volume_up
いくら色事に疎いわたくしでも、流石に、
そこまで見つめられたら気づきますわよ。
link
フレン
volume_up
でも、ごめんなさい。
わたくし、今はそういうことは……。
link
イグナーツ
volume_up
そそそそそそそんなんじゃないですって!
ボク、ただ……
link
フレン
volume_up
……ただ?
ただ、何ですの? 何だと仰るんですの?
link
イグナーツ
volume_up
はい……。女神のように凛とした眼差し、
彫刻のような美しい輪郭……。
link
イグナーツ
volume_up
もしも聖セスリーンが実在したら、
きっとフレンさんみたいなんだろうって……
link
イグナーツ
volume_up
す、すみません! こんなこと言うなんて、
ボク、どうしちゃったんだろう……?
link
フレン
volume_up
それで……あなた、聖セスリーンのことは
どのように考えてらっしゃるの?
link
イグナーツ
volume_up
え? いくつかの伝承を聞いた限りでは……
美しく慈愛に満ちた方だったのかな、と。
link
フレン
volume_up
そう……合格ですわ。今日のことは、
お兄様には黙っておいてあげますわね。
link
イグナーツ
volume_up
う……! お願いします。
セテスさんに知られたら何をされるか……
link
フレン
volume_up
そう……合格ですわ。今日のことは、
お兄様には黙っておいてあげますわね。
link
イグナーツ
volume_up
う……! お願いします。
セテスさんに知られたら何をされるか……
link
フレン
volume_up
そう……そうね。合格ですわ。
今日の行いは許してあげます……うふふ。
link
フレン
volume_up
それでは、ご機嫌よう。
またお話しましょうね! うっふふふ……
link
イグナーツ
volume_up
……行っちゃった。
何だか嬉しそうだったし、まあ、いいか。