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イグナーツ
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わわわ! い、イングリットさん!?
いつからそこに……?
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イングリット
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今来たところです。……ああ、それが
以前言っていた別の絵、ですか。
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イングリット
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イグナーツが描きたくなった絵とは、
どんなものなのですか? 見せてください。
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イグナーツ
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だ、だ、駄目です。
これは他の人に見せるようなものじゃ……。
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イングリット
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『他人の意見を聞くと、良い絵が描ける』、
この間は、そう言っていましたね。
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イグナーツ
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そ、そういうわけではないですけど……。
恥ずかしいというか、なんというか……。
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イングリット
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恥ずかしいだなんて、そんな仲でも
ないでしょう。見せてください。
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イングリット
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……これは、素敵ですね!
鎧をまとって戦う、騎士の女性……。
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イングリット
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……む。この武器、私の槍によく似て……。
そう言えば、この鎧も、馬も……?
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イングリット
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ほら、見てください。私より大人っぽく、
私などよりもずっと優しそうで……!
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イグナーツ
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そ、そんなことはありません。
ボクが見たイングリットさんは、こうです。
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イグナーツ
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イングリットさんが戦ってる姿は
セイロス様みたいだって前から思ってて……
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イグナーツ
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勇気や正義感、そして情熱を抱えながらも
優しさを併せ持っているところなんか……!
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イグナーツ
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って……すみません! ボクのくせに、
何だか熱く語っちゃって……。
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イングリット
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イ……イグナーツ、ありがとうございます。
……う、嬉しいです。嬉しいのですが……。
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イグナーツ
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だ、だからこれは他の人に
見せるものじゃないって……。
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イングリット
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すみません……でも、嬉しいのは本当です。
この絵に負けぬよう、私も頑張りましょう。
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イグナーツ
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はい、約束します。
他の人には見せませんけど……。