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シルヴァン
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やあ、マリアンヌ。
今日の予定はもう済んだのかい?
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マリアンヌ
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……シルヴァンさん。
はい……寮に戻るところです。
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シルヴァン
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ようし、それならちょうどいいな。
どうだい、これから街に出ないか?
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シルヴァン
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四六時中、修道院に籠もってばかりの
麗しい令嬢がいると聞いたもんだからさ。
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シルヴァン
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勇敢な騎士が連れ出してやらなきゃあ、な。
連れ立って街歩きと行こうぜ、ご令嬢。
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マリアンヌ
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私……義父からも無用の外出は控えるよう
言われていますので……。
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シルヴァン
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君の父上……エドマンド辺境伯ねえ。
相当な野心家だと聞いたことがあるが……
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シルヴァン
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少なくとも君の父上にとっちゃ、俺みたいな
奴は、歓迎すべき相手だと思うんだがなあ。
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シルヴァン
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ファーガスの名門、ゴーティエ家の息子。
紋章持ち、金持ち、おまけに色男……
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シルヴァン
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……はは、そう怖い顔すんなよマリアンヌ。
睨んでも何も出してやれないぞー。
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マリアンヌ
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あなたが、どんな人だろうと
関係ありませんから……。
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シルヴァン
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勘違いすんなよ。あくまでご両親の話だろ。
俺はそういうの、全然気にしないけど。
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シルヴァン
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じゃ、今日のところは
おとなしく退散させてもらうかな。
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シルヴァン
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ああ、けど、1つだけ言っておこうか。
俺は君の味方さ、お嬢さん。