クロード
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クロード
volume_up
俺がリーガン家の嫡子に収まれたのも、
ジュディットの口添えがあったからでね。
クロード
volume_up
あの烈女には、ますます頭が上がらなく
なっちまうが……そこは我慢するさ。
クロード
volume_up
俺たちが次の一手を打つには、
どうしたってダフネルの兵が必要だからな。
クロード
volume_up
敵に妨害される可能性がないわけじゃない。
しっかり準備しといてくれ。
フェルディナント
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フェルディナント
volume_up
かつて己の住んでいた場所に、
攻め入らねばならないとは……。
フェルディナント
volume_up
今は粛々と、アリルの谷に赴く
準備をするとしよう……。
リンハルト
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リンハルト
volume_up
いやあ、何度見ても血の気が引きますね。
人の血が流れるのは……。
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リンハルト
volume_up
とにかく、もう少し生き易い世の中を、
早く実現してほしいもんです。
リンハルト
volume_up
それに僕が尽力するかと言われると、
面倒な気もしますが……。
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リンハルト
volume_up
いやあ、何度見ても血の気が引きますね。
人の血が流れるのは……。
link
リンハルト
volume_up
あれ、言ってませんでしたっけ?
言ってなかったかも。まあいいです。
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リンハルト
volume_up
とにかく、もう少し生き易い世の中を、
早く実現してほしいもんです。
リンハルト
volume_up
それに僕が尽力するかと言われると、
面倒な気もしますが……。
カスパル
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カスパル
volume_up
いきなりランドルフと
戦うことになるとはなあ……。
カスパル
volume_up
オレにとっちゃ叔父になるけど……
義理だし、特に思うところはねえよ。
カスパル
volume_up
ここに来た時から、覚悟はできてる。
だから、心配すんな。
ベルナデッタ
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ベルナデッタ
volume_up
煉獄の谷アリル、でしたっけ。
何ですか、それ。
ベルナデッタ
volume_up
名前だけで凄く怖そうなんですけど……
あたしも行かなきゃダメですかね?
ベルナデッタ
volume_up
そろそろこの引き籠もりに、
留守の役目を授けてくださーい。
ドロテア
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ドロテア
volume_up
先生、お疲れ様です!
本日も異常なしであります!
ドロテア
volume_up
ふふっ……真似してみたんですよ。
どうかしら。
ドロテア
volume_up
5年経っても変わらないこともあるけれど、
変わってしまうことのほうが、多い……。
ペトラ
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ペトラ
volume_up
わたし、昔より、ずっと多くの、
言葉、学びました。
ペトラ
volume_up
しかし、フォドラの言葉、話す、
難しくあり、あります。
ペトラ
volume_up
聞く、読む、書く、完璧、ですが。
それ、フォドラ、玉に瑕、言いますか?
ペトラ
volume_up
先生、感謝、します。
わたし、いつか、流暢、実現する、です。
フェリクス
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フェリクス
volume_up
ファーガスには、未だにディミトリが
生きていると信じる酔狂どもがいてな。
フェリクス
volume_up
……俺の父親も、その一人だ。
フェリクス
volume_up
フン、現実が見えていないのだろうよ。
奴はもう死んだ。……どこにもいない。
シルヴァン
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シルヴァン
volume_up
煉獄の谷アリル……アリルかあ……。
嫌だなあ……行きたくねえなあ……。
シルヴァン
volume_up
……先生、アリルに行ったことあります?
もしあるんならわかるでしょうけど……
シルヴァン
volume_up
アリルはもう……無ッ茶苦茶に暑い!
寒い国育ちの俺たちには過酷すぎますよお!
シルヴァン
volume_up
まあ、そういう土地だからこそ、
敵も寄りつかないわけですけど……。
メルセデス
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メルセデス
volume_up
私たち、もう生徒じゃないけれど~、
やっぱり本を読むのって大事よね。
メルセデス
volume_up
次の戦いで役に立ちそうなことが
載っているかもしれないし~……
メルセデス
volume_up
ええ、本当に~。戦争が終わった時には、
士官学校を再開できればいいんだけどね~。
メルセデス
volume_up
ふふっ、もう、失礼ね~。
私だって訓練、頑張ってるわよ~。
メルセデス
volume_up
修道院がぼろぼろになっちゃったのは、
本当に残念だったけれど……
メルセデス
volume_up
書庫も本も、無事で良かったわ~。
アネット
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アネット
volume_up
先生、クロードとジュディットさんって、
どんな関係なんでしょうね。
アネット
volume_up
同盟の中でも
いろいろ揉め事が続いてるはずなのに……
アネット
volume_up
兵力や物資をぽんっと援助してくれるなんて
ちょっと気前が良すぎるんじゃ……。
アネット
volume_up
そういうことができる人だからこそ、
凄いって話なんでしょうけど……。
イングリット
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イングリット
volume_up
私の実家であるガラテア家は、
ダフネル家から分かれて生まれた家……
イングリット
volume_up
何でも、兄弟で家督を争ったことから、
家が真っ二つに割れてしまったそうです。
イングリット
volume_up
同じ血を引きながら生き方を違えた者同士、
あまり関係は良好ではありませんでした。
イングリット
volume_up
ダフネル家の当主であるジュディット様とも
特に面識があるというわけではないのです。
ローレンツ
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ローレンツ
volume_up
……同盟領と帝国領を繋ぐ大橋は、
現在、帝国軍の占領下にある。
ローレンツ
volume_up
つまり、帝国軍はいつでも同盟領に
侵攻できる状況にあるということだ。
ローレンツ
volume_up
父が親帝国派の立場を取り続けるのは、
何もリーガン家に対抗したいからではない。
ローレンツ
volume_up
帝国に侵攻の口実を与えないためだ。
それだけは、理解しておいてもらいたい。
ラファエル
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ラファエル
volume_up
タダで飯を分けてくれるなんて、
ジュディットさんって良い人だよなあ。
ラファエル
volume_up
女神様より女神様みてえだぞ。
先生もそう思うだろ?
ラファエル
volume_up
オデは会ったことねえから知らねえけど、
きっと綺麗で優しい人なんだろうなあ。
ラファエル
volume_up
そうなのか? まあ、飯をくれるなら、
女神でも魔神でもいいけどな。
イグナーツ
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イグナーツ
volume_up
煉獄の谷……聞いたことはありましたが、
実際に行けるなんて思っていませんでした。
イグナーツ
volume_up
楽しみだなあ……。
いったい、どんな風景なんでしょうね。
イグナーツ
volume_up
危ないんでしょうか。だとしても、
早く実際に見てみたいですよ。
イグナーツ
volume_up
確かに、名前からして暑そうですね。煉獄と
呼ばれるには、何か理由があるんでしょう。
リシテア
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リシテア
volume_up
煉獄の谷アリルは、3つの貴族の領界が
ちょうど接する場所にあるんです。
リシテア
volume_up
王国のフラルダリウス家とガラテア家、
それに、同盟のダフネル家ですね。
リシテア
volume_up
北方のフラルダリウス領内では、旧王国軍と
新しい公国の軍が交戦中らしいですね。
マリアンヌ
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マリアンヌ
volume_up
煉獄の谷……煉獄の谷……
マリアンヌ
volume_up
以前、アリルの伝承について記された本を
読んだのですが……思い出せなくて……。
マリアンヌ
volume_up
……ち、違います。
アリルの伝承を思い出せなくて……。
ヒルダ
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ヒルダ
volume_up
ジュディットさんの武勇伝、
兄さんから聞いたことあるんですよねー。
ヒルダ
volume_up
誰も手がつけられないでいた暴れ馬を、
ひと睨みしただけでおとなしくさせたとか。
ヒルダ
volume_up
挑発してきたパルミラの将を
逆に言い負かして泣いて謝らせたとかー。
ヒルダ
volume_up
まー、とにかく頼もしそうですよねー。
一緒に戦ってくれたらいいのになー。
レオニー
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レオニー
volume_up
もう教師でも生徒でもないってのに、
みんなあんたのことを先生って呼ぶよな。
レオニー
volume_up
まあ、わたしもそうだけど。
あんたは、どう呼ばれたいとかあるのか?
レオニー
volume_up
その呼び方が馴染んでるもんな。
じゃ、これからもよろしくな、先生。
レオニー
volume_up
そうなのか。じゃあ、呼んでやろうか。
……や、何か照れくさくて無理だな。
セテス
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セテス
volume_up
あの煉獄の谷で援兵の受け渡しとは、
なかなかに考えたものだ。
セテス
volume_up
確かに、あの灼熱の地ならば、
人も寄りつかないだろうからな。
セテス
volume_up
だが、厳しい環境に晒されるのは
こちらも同じ。準備は怠らないように。
フレン
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フレン
volume_up
たった5年の間に、いろいろなことが
変わってしまったのですね。
フレン
volume_up
王国は半分帝国のものになって、
同盟でも小競り合いが続くようになって……
フレン
volume_up
……けれど、ここから見上げる空だけは、
あの頃からずっと変わらないままですわ。
フレン
volume_up
あら? ええと、そうですわね。
5年前も、確かに楽しかったですもの。
フレン
volume_up
ええ……お父様と、お母様と見た空。
つい昨日のように思い出されますの。
フレン
volume_up
あら? 先生はご存知ないのでは……?
ハンネマン
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ハンネマン
volume_up
ふむ、修道院の修繕もだいぶ進んだな。
喜ばしい限りだ。
ハンネマン
volume_up
ここへ戻って来た時には
どうなるかと思ったが……
ハンネマン
volume_up
大聖堂の再建さえ進めば、
すぐに元の姿を取り戻すだろう。
マヌエラ
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マヌエラ
volume_up
昔の生徒が死んだって話、
聞くとやっぱり心にくるわ……。
マヌエラ
volume_up
でも、帝国と戦いを繰り広げていく以上、
これからも避けて通れない道……
マヌエラ
volume_up
覚悟を決めて、戦うしかない。
それが、元教師の務めよね、きっと。
アロイス
link
アロイス
volume_up
援軍を引き取りに行くだけとはいえ、
万が一のことがあってはならん。
アロイス
volume_up
いついかなる時も、
訓練は怠らぬようにしなければな。
アロイス
volume_up
今日は思い切って、
何かを重い剣で斬ってみようかと!
アロイス
volume_up
貴殿もどうだ。
共に剣を振るおうではないか!
カトリーヌ
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カトリーヌ
volume_up
“ダフネルの烈女”、
噂は聞いたことがある。
カトリーヌ
volume_up
数々の武勇伝が真実だってんなら、
これ以上に頼れる相手はいないね。
カトリーヌ
volume_up
こんな状況じゃなけりゃ、
是非、剣を合わせてみたいもんだが……。
カトリーヌ
volume_up
ま、問題は援兵と合流できるかどうかだ。
何事もなく済むといいな。
シャミア
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シャミア
volume_up
敵の間者が多い。
あんたも気をつけろ。
シャミア
volume_up
怪しい奴は端から捕まえておけ。
シャミア
volume_up
……むしろ、それ以外にどうする。
シャミア
volume_up
物わかりが良くて助かる。
頼んだ。
ツィリル
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ツィリル
volume_up
温室の掃除と、花の手入れと……
書庫の整理と洗濯もしないと。
ツィリル
volume_up
でも、これがボクの仕事だから。
ツィリル
volume_up
ダメです。だってこれは、
レアさまがボクにくれた仕事だから。
ツィリル
volume_up
レアさまがいなくたって、
ちゃんとボクがやらなきゃダメなんだ。
ツィリル
volume_up
アナタには、もっと別に、
やるべきことがあるでしょ。
門番
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門番
volume_up
先生、お疲れ様です!
本日も異常なしであります!
門番
volume_up
皆さん、いよいよ遠征ですか?
……違う? ああ、援軍の引き取りですか。
門番
volume_up
留守は自分にお任せを!
ここでしっかり目を光らせておきますので!
怪しい商人
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怪しい商人
volume_up
ここで手に入らない品でも、
地下では手に入れられるかもしれませんな。
怪しい商人
volume_up
……ガルグ=マクの地下をご存じない?
あそこは、地上にいられぬ者の楽園ですぞ。
修道士
link
修道士
volume_up
アビスの連中め……日頃から
問題ばかり起こしおって。
修道士
volume_up
いっそガルグ=マクの地下を丸ごと
掃討してしまうほうがいいのかもな……。
兵士
link
兵士
volume_up
ガルグ=マクの北には、旧王国諸侯の
カロン家とガラテア家がありますが……
兵士
volume_up
領地を帝国に浸食されながらも、
かろうじて中立を保っているようです。
兵士
volume_up
自領の専守のみに力を割いているため、
帝国も強引に攻め取らないのでしょう。
セイロス騎士
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セイロス騎士
volume_up
王国一の堅牢さを誇った城塞都市、
アリアンロッドも帝国の手に落ちたそうだ。
セイロス騎士
volume_up
領主のローベ伯は、たいした抵抗もせずに
さっさと帝国方に寝返っちまったらしい。
セイロス騎士
volume_up
ま、無駄な血が流れるのを避けたと思えば、
賢明な判断だったかもしれないがな。
兵士
link
兵士
volume_up
援助を受ければ食糧にも余裕が出ると
考えている人がいるようですが……
兵士
volume_up
食糧については期待しないほうが
いいと思いますよ。
兵士
volume_up
援兵を受け入れれば、その分、
必要な食糧も多くなりますからね。
セイロス騎士
link
セイロス騎士
volume_up
ファーガス公国が建てられたことで、
王国は実質、滅んだと言っていい状況です。
セイロス騎士
volume_up
旧王国に属していた諸侯の大半は、
すでに帝国の傘下に入ってしまいました。
セイロス騎士
volume_up
未だ屈していないフラルダリウス家なども、
潰されるのは時間の問題でしょうね……。
修道士
link
修道士
volume_up
この5年間、帝国兵に見つからぬよう、
ひっそりと暮らしてきました。
修道士
volume_up
今、ようやく大修道院に戻ることができて、
とても感激しています……。
修道士
volume_up
遠方に逃れた修道士たちも、
いずれ戻ってきてくれるでしょう。
ユーリス
link 翠風の章
ユーリス
volume_up
煉獄の谷、か……目のつけ所は悪くないが
警戒するに越したことはないぜ。
ユーリス
volume_up
王国諸侯は国境周辺の動きに敏感だからな。
初動の速さは侮らないほうがいい。
ユーリス
volume_up
ま、すんなり事が運べば大儲け……
くらいに思っとくのが、ちょうどいいのさ。
バルタザール
link 翠風の章
バルタザール
volume_up
ジュディットが援助してくれるんだってな?
あの人に会えるなんざ、何年ぶりかねえ。
バルタザール
volume_up
今じゃ烈女だなんだと言われてるが、
昔はいい女だったんだぜ?
バルタザール
volume_up
さあて……ガキの頃に見かけたっきりだ。
同盟諸侯の舞踏会に来ててな。
バルタザール
volume_up
ははは、そういう関係じゃねえよ。
ガキの頃に見かけたってだけだ。
バルタザール
volume_up
おれの見立てじゃ、同盟貴族の女の中で
二番目に輝いてたね。一番目? 内緒だ。
コンスタンツェ
link 翠風の章
コンスタンツェ
volume_up
アリルくんだりまで行軍だなんて……
正直、遠慮したいところですわね……。
コンスタンツェ
volume_up
援軍の引き取りだけなら、
何も起こらないのではなくって?
コンスタンツェ
volume_up
……私だけ、留守番だなんて。
それはそれで愉快ではありませんわ。
コンスタンツェ
volume_up
……私の力が必要ですの?
し、仕方ありませんわね……。
コンスタンツェ
volume_up
せめて行軍は、夜間のみにして
いただけないかしらね……。
ハピ
link 翠風の章
ハピ
volume_up
煉獄の谷って、あれだよね。
一年中、灼熱の土地。
ハピ
volume_up
ハピさ、外の世界を見て回りたいって
思って里を出たんだけど……
ハピ
volume_up
いろんなとこ行く目的が、
いっつも戦争って笑っちゃうじゃん。
ハピ
volume_up
せめて風景だけでも眺めてこよっかな。
戦争を舐めるな!とか怒られそうだけど。
ハピ
volume_up
……っとと、危ない。
ため息寸前まで行ったし。
アンナ
link
アンナ
volume_up
あら、先生。
最近どう? 儲かってるかしら?
アンナ
volume_up
ゆっくりお話したいところだけど、
こう見えて仕事中なの。ごめんなさいね。
link
アンナ
volume_up
あら、先生。
最近どう? 儲かってるかしら?
アンナ
volume_up
ゆっくりお話したいところだけど、
こう見えて仕事中なの。ごめんなさいね。
link
アンナ
volume_up
あっちもこっちも物騒で、
行商仲間も困ってるみたい。
アンナ
volume_up
早くみんなが笑顔で商売できる時代に
なるといいんだけどね。
link
アンナ
volume_up
……アビス?
先生、そんな場所に興味があるの?
アンナ
volume_up
ガルグ=マクの地下に広がる古代の遺構……
それがアビスよ。
アンナ
volume_up
勝手に住み着いてる人たちもいるけれど、
お察しのとおり訳アリな人ばっかり。
アンナ
volume_up
真っ当な商人なら、まず近寄らないわね。
先生も足を突っ込まないほうがいいわよ。
番人
link 翠風の章
番人
volume_up
先生、お疲れさんです。
ここは本日も異常ありですよ。
番人
volume_up
5年前の戦いで、ここで一緒にアビスを
守ってくれた騎士の人がいたんです。
番人
volume_up
地上の様子を見てくると言って出てったきり
帰ってこなかったんですけどね……。
番人
volume_up
戻ってきたセイロス騎士団の中にも、
彼の姿はありませんでした。残念ですが……
住人
link 翠風の章
住人
volume_up
ガルグ=マクを根城にしてた盗賊団、
実はアビスにも何度も手を出してたんです。
住人
volume_up
でも、ここはああいう手合いとは違います。
断固拒否ですよ。必死に戦いましたね。
link 翠風の章
住人
volume_up
特にハピさんが頑張ってくれて。おかげで
地下は魔物の巣窟って呼ばれるように……
link 翠風の章
住人
volume_up
ガルグ=マクを根城にしてた盗賊団、
実はアビスにも何度も手を出してたんです。
住人
volume_up
でも、ここはああいう手合いとは違います。
断固拒否ですよ。必死に戦いましたね。
住人
link 翠風の章
住人
volume_up
大修道院が崩壊して以来、
教団からの支援も途切れてしまいました。
住人
volume_up
手に職のない者で、動ける者は
地上に働きに出たりもしていますが……
住人
volume_up
毎日、生きていくのがやっとです。
何とか助け合って凌いでいますけど……。
修道士
link
修道士
volume_up
……! 君は、ジェラルト殿の……。
そうか……母君に、よく似ていますね。
修道士
volume_up
君のご両親とは、古い知り合いでしてね。
ぜひ君とも話がしたいと思っていたのです。
修道士
volume_up
しがない修道士ですよ。
君のご両親とは、古い知り合いでしてね。
修道士
volume_up
ですが……故あって私は、この大修道院を
離れなければならなくなりました。
修道士
volume_up
さしあたって一つ、君に頼みがあるのです。
修道士
volume_up
彼女の墓前に供える花を、
摘んできてはもらえませんか?
修道士
volume_up
他でもない君が摘んできた花ならば、
きっと、彼女も喜ぶことでしょうから。
link
修道士
volume_up
ありがとうございます。ああ……
この花は、彼女が生前好きだった花です。
修道士
volume_up
……これで、思い残すことはもうない。
修道士
volume_up
さて、私はそろそろ行きましょう。
ベレト先生、どうか息災で。
修道士
volume_up
彼女の分まで、ジェラルト殿のことを
大切にしてあげてくださいね。