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ベレト enters the scene
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ヒルダ enters the scene
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ヒルダ
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せーんせ、こんなところで 何ボーっとしてるんですかー?
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ヒルダ
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まあ、あたしも人のことは 言えませんけどねー。ふふふ。
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ヒルダ
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……ここまで来るのに、 あたしも結構、頑張っちゃったなー。
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ヒルダ
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もっと楽して生きるつもりだったのに、 これって先生のせいですからねー?
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何で?
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ヒルダ
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先生が勝手にあたしのこと 信じちゃうからですよー。
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ヒルダ
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あたしが失敗しても、何も言わずに 優しく見守ってくれちゃって……
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ヒルダ
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そんなふうにされたら、次は頑張ろうって、 なっちゃうじゃないですか。
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ヒルダ
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……ほんっと、先生のせいで 迷惑してたんですからねー?
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ヒルダ
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ふふ、そう言ってくれるなら、 まー許してあげますかー。
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ヒルダ
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でも、これで頑張る日々ともさよならー。 平和な時代を楽しんじゃいますよー!
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そうはいかない
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ヒルダ
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えー、何でですかー? もう戦わなくていいのに……え?
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ヒルダ
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……!? この指輪……って、 つまり、そういうことですよね?
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ヒルダ
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あはは……。えーと……。
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ヒルダ
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これを受け取っちゃったら、これからも 先生のこと支えてくことになりますよね?
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ヒルダ
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これから先生、すっごく大変そうなのに。 その苦労を、あたしにも背負え、って?
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ヒルダ
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折角、解放されたと思ったのにー! それはあんまりじゃないですかー?
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ヒルダ
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……またそうやって。 あたしに勝手な期待をして。
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ヒルダ
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でも、そんなふうにされたら…… 受け取るしかないじゃないですか……。
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ヒルダ
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……でもー、一つだけ、 条件をつけてもいいですか?
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ヒルダ
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先生の期待に応えるのは、 これが最後です。
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ヒルダ
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これからは、あたしがやりたいって 思ったことしかやりませんから!
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ヒルダ
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あたしが先生を支えたいと思う限りは、 どんな苦労してでも支えますけどー。
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ヒルダ
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あたしのこと、大切にしなかったらー、 その時は、わかりませんからね?
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ヒルダ
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ふふ、では、謹んでお受けしてあげますか。
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ヒルダ
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この先もずーっと、あたしのこと見守って、 想い続けてくれるって、信じてますからね。