link
コンスタンツェ
volume_up

おーっほっほっほっほ! 陛下、お暇はありまして?
link
エーデルガルト
volume_up

ええ、大丈夫よ。
link
エーデルガルト
volume_up

……ちょっと待って。また魔法の実験? 流石に頻度がおかしいわ。
link
エーデルガルト
volume_up

それに、ヌーヴェル家の再興については 必ずと約束したでしょう?
link
エーデルガルト
volume_up

こうして従軍して戦果も立てているわけで、 新たな魔法を創り出す必要はないのよ。
link
コンスタンツェ
volume_up

ええ、存じておりますわ。 もちろん存じておりますとも。
link
コンスタンツェ
volume_up

けれども、このコンスタンツェ…… それを良しとするとお思いで!?
link
コンスタンツェ
volume_up

私は誇り高きヌーヴェル家の末裔、 再興までに必ずや大成してみせますわよ!
link
エーデルガルト
volume_up

……貴方はとても強いのね。 努力を惜しまず、驕りを持たない。
link
エーデルガルト
volume_up

戦争中であっても、勝って生き残ると 疑わず、未来を見据えて行動できる。
link
コンスタンツェ
volume_up

な、何ですの、突然。 褒めても何も出ませんわよ!?
link
エーデルガルト
volume_up

ただ思ったことを口にしただけよ。 貴方の志が立派だと思ってね。
link
コンスタンツェ
volume_up

……立派、だといいのですけれど。
link
エーデルガルト
volume_up

あら、思うところがありそうね。
link
コンスタンツェ
volume_up

陛下は、ヌーヴェル家の再興を 約束してくれましたわ。
link
コンスタンツェ
volume_up

ですが……陛下の描く未来に、 貴族の居場所はない。違いまして?
link
コンスタンツェ
volume_up

フォドラが統一されても、しばらくは それぞれの土地を治めるのは貴族でしょう。
link
コンスタンツェ
volume_up

しかしやがては、貴族に変わる統治制度が 敷かれ、私たちの役目も変わっていく。
link
エーデルガルト
volume_up

ええ、そうよ。土地と民に紐づけられた 領主はいなくなり……
link
エーデルガルト
volume_up

貴族は俸給と引き替えに国のため働く、 官吏としての役割を全うするようになるわ。
link
エーデルガルト
volume_up

官吏は平民からも同様に取り立て、 身分自体がなくなっていくのよ。
link
コンスタンツェ
volume_up

そう……そこで輝くのが、 私の魔道研究なのですわ!
link
コンスタンツェ
volume_up

たとえ貴族という枠がなくなろうとも、 ヌーヴェル家は決してなくなりませんのよ!
link
エーデルガルト
volume_up

ふふ……力強いわね。 私も貴方の言葉に力づけられてしまいそう。
link
コンスタンツェ
volume_up

遠慮することはありませんわ、陛下。 存分に力づけられてくださいます?
link
コンスタンツェ
volume_up

貴方が邁進する道にこそ、 私の未来はあるのですから!
link
エーデルガルト
volume_up

ええ、私の進む道の先に、 貴方の望む未来があると信じている。
link
コンスタンツェ
volume_up

……はっ!? 魔法の実験のことを すっかり失念しておりましたのよ!
link
コンスタンツェ
volume_up

コンスタンツェ=フォン=ヌーヴェル、 一世一代の新たなる魔道の粋を……!
link
エーデルガルト
volume_up

……そ、それはまた今度にしましょう。 いいわね、コンスタンツェ。
link
エーデルガルト leaves the scene
link
コンスタンツェ
volume_up

よくありませんわよー! おーっほっほっほ、お待ちになって!!
link
コンスタンツェ leaves the scene