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エーデルガルト
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こうして従軍して戦果も立てているわけで、
新たな魔法を創り出す必要はないのよ。
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コンスタンツェ
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けれども、このコンスタンツェ……
それを良しとするとお思いで!?
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コンスタンツェ
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私は誇り高きヌーヴェル家の末裔、
再興までに必ずや大成してみせますわよ!
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エーデルガルト
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戦争中であっても、勝って生き残ると
疑わず、未来を見据えて行動できる。
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コンスタンツェ
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フォドラが統一されても、しばらくは
それぞれの土地を治めるのは貴族でしょう。
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コンスタンツェ
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しかしやがては、貴族に変わる統治制度が
敷かれ、私たちの役目も変わっていく。
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エーデルガルト
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貴族は俸給と引き替えに国のため働く、
官吏としての役割を全うするようになるわ。
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エーデルガルト
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官吏は平民からも同様に取り立て、
身分自体がなくなっていくのよ。
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コンスタンツェ
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たとえ貴族という枠がなくなろうとも、
ヌーヴェル家は決してなくなりませんのよ!
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コンスタンツェ
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遠慮することはありませんわ、陛下。
存分に力づけられてくださいます?
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コンスタンツェ
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……はっ!? 魔法の実験のことを
すっかり失念しておりましたのよ!
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コンスタンツェ
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コンスタンツェ=フォン=ヌーヴェル、
一世一代の新たなる魔道の粋を……!
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エーデルガルト
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……そ、それはまた今度にしましょう。
いいわね、コンスタンツェ。